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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


日本家計の4倍「2590兆円」借金天国アメリカ


昨日アメリカで公表された米家計債務は「17・5兆ドル」と報告された。つまり借金がどんどん増えているらしい。日本円に換算すると2590兆円という気の遠くなるような借金額だ。しかも、その延滞率がじわじわと上昇している。その内訳は住宅ローンが一番で12兆2500億ドル、自動車ローンが1兆6100億ドル、学生ローンが1兆6000億ドル、クレジットローンが1兆1300億ドルといった具合だ。わかりやすく比較すれば、おおよそアメリカ人世帯は平均1500万円の借金を抱えていて、個人の場合だと住宅ローンなど省かれ180万円くらいになる。日本での場合は平均1世帯あたりは約400万円の借金を抱えていて、個人だと65万円くらいに減る。いずれにしても、堅実な日本人は借金が少なく、大らかなアメリカ人は借金が3倍~4倍くらいに多い。もっとも収入面でも違いがあるので、金額だけでの比較はできないが、その延滞率がじわじわ上昇してきているのは注目すべき部分だ。これは、どこの国とか関係ないが、お金の出し入れというのは上手く出来ていて、多く入る人は多く出て行き、少ない人はそれなりしか出て行かない。そういう風に出来ている。だから、通常は何とかやりくりの中で成り立っているのだ。ところが、ときどき、自分の入って来る分を無視したような“借り方”をする人がいる。いや、そうではなくても、大きく出さなければならないような事情が発生してしまう場合などもある。ただ基本アメリカ人のように学生の頃から「借金当たり前」のような感覚になってしまえば、楽しく生きられる、という部分はあるかもしれない。実は借金額というのは、日本人の場合は年齢と関係があって、高齢者世帯は極端に借金額が少ない。もちろん、これは収入面からローンを組めないという事情があるからかもしれないが、平均53万円と少ない。母子世帯であっても246万円なので、ローン事情だけではないのかもしれない。いちばん多いのは子供を抱えている30代夫婦の世帯で1185万円と飛びぬけて多い。まあ、それでもアメリカの1500万円に比べれば、まだまだ少ないのだ。もしかすると、もっと日本人全体が借金をするようになった方が、お金が廻って国全体が豊かになっていくのだろうか。
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