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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


本当に「多様性」認めているのか“教育委員会”


東京都の教育委員会が24日、制服を導入している都立高校、及び中高一貫校において「女子用スラックス」のある学校が「8割に達した」と誇らしげに公表した。2016年まで“約半数の学校”でしか認められていなかった女子用スラックスが2021年には“8割の学校”で認めるに至ったのだから、教育委員会としては「いち早く多様性を取り入れている」と言いたいのだろう。ところが、今回の調査の問題点は“そこ”にあるのではない。「完全自由選択性」の学校は、実はまだ1割にも達していないのだ。例えば、女子のスカート丈の長さだ。これを、なぜ“完全自由”にしてしまわないのか。一方でスラックスを穿く女子生徒がいるなら、その一方で極端に“短いスカート”や極端に“長いスカート”があっても良いじゃないか。さらに男子で「スカートを穿きたい」男子がいれば「それもOK」と、なぜ出来ないのだろうか。女子の方には選択させながら、男子の方には“選択を許さない”ような方式は、フェアーとは言えない。髪型だって、化粧だって、自由にさせてしまえば良い。その代わり、すべての部分で「自己責任の重さ」を徹底的に“叩き込む”よう指導すれば良い。そうすれば、服装とか外見とかには関係なく、ほんとうにそれぞれの個性や嗜好を認めたうえで、周りとどう一緒に交わっていくか、仲良くしていくか、自然に考え、認め合うような方向へと変わっていく。そういう指導の仕方をしない限り「イジメ」とか「差別」とかは無くならない。世界で、争いが絶えないのも、結局は「多様性を認めない」人たちが多いからである。宗教とか思想とか生き方とかが違っても、外見や暮らし方が違っても「人類みな兄弟」の考え方が浸透していけば、それぞれが微妙に譲り合って、仲良く生きていけるはずなのだ。幼い頃から、もっと「さまざまな人達」が居ること、そして「さまざまな生き方」があること、その“選択は自由”であること、それらを学ぶ機会を増やしていかないと、ほんとうの「平和」からは遠のいていく。
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