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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


欧州を燃やす「47度」の熱波、日本にも来襲⁉


このところ日本各地は「大雨」の猛威にさらされているが、それが落ち着くと今度は、欧州から廻って来た「熱波」に焼かれることになるかもしれない。ここ1週間、欧州各地は“異様な熱波”に苦しんでいる。スペインとポルトガルが一番で、スペインでは45.7度。30カ所以上で山火事が発生し、すでに400人以上が熱中症で死亡している。ポルトガルでは46.3度。10カ所以上で森林火災が発生し、すでに650人以上が熱中症で死亡した。フランスでも山火事が多発し、現在16000名以上が避難生活を送っている。そのほか、イタリアやギリシャでも森林火災が次々と拡散している。高緯度にあって普段は“暑さから守られている”イギリスでも2019年に記録した38.7度を上回る猛暑がやって来た。今日・明日でも40度を超えることが確実視され、その気温に対して緊急事態宣言が出ている。何しろイギリスやフランスは極端な“熱波”の経験が少ない。その結果、日本のようにエアコンが普及していないのだ。今回の場合、北極圏にあるノルウェーでも32.5度を記録している。まさに異常なのだ。欧州だけかと思ったら、そうではない。中国でも上海では40度を超えているし、河北省や雲南省の一部では44度を超えている。もちろん、わが日本も“遅れてやってくる可能性”が大なのだ。いまは「大雨」の方に気を取られていても、やがて「熱波」の方に気持ちが奪われていくに違いない。日本の場合、完全に“気候帯の分布”が変わってしまったので、これまで比較的涼しかった北海道や東北でも“熱波の襲う夏”がやって来るようになるだろう。欧州の例でみると、やはり高齢者の方が熱中症で倒れやすい。特にイギリスと緯度上で重なる北海道の場合、同じように冷房のない住居も多い。欧州では何百人もの人たちが熱中症で亡くなっている。コロナよりも熱中症の方が死亡確率が高いのだ。いまから対策を講じていないと、特に幼児と高齢者の熱中症が次々と発生していくことになるだろう。
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