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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


芸人たちに学ばせたいタモリ氏の「女性操縦」


週刊現代でNHKの「ブラタモリ」のアシスタントアナウンサーたちが、こぞって“出世していく”という事例を、今年度の番組改編など交えながら伝えている。確かに、この4月からゴールデンに戻る「クローズアップ現代」のMCとなる桑子真帆アナ、その桑子氏の後を引き継ぐ形で「おはよう日本」を担当する首藤奈知子アナ、長寿番組となりつつある「ファミリーヒストリー」の新MCに抜擢された浅野里香アナ、メインともいうべき「ニュース7」に抜擢された村田理沙アナと、いずれも過去にタモリ氏と共に「ブラタモリ」のアシスタントとして、若い頃に共演したアナウンサーばかりだ。私も時々「ブラタモリ」を見る。興味のある地域とか、建物とかを扱っている時だ。そういう時に「また新しいアナウンサーに変わったんだ」と気付く。もっとも、この番組はどのアナウンサーでも、そんなに大きな違いはない。どちらかと言えばタモリ氏の方がリード役で女子アナウンサーの方が“教え子”のような関係になっているからだ。普通、“お笑い系”タレントと女子アナウンサーとが組むと、どうしても芸人タレントは女子アナを“イジリ”すぎたり“いびり”すぎたりする。明石家さんま氏などは、その典型だが、もちろんそれはそれで“面白い”のだが、度が過ぎるとか、毎回それを見せられると、首をかしげてしまう。番組自体の進行とは無関係なところで時間を取りすぎるからだ。もちろんバラエティー番組にとって、アナウンサーではない芸人MCは“笑わせてなんぼ”という意識があるのだろう。ただ時としては「もう、アンタの笑いは解かっているから中身を見せてくれ‼」と言いたくなることもある。そういう点で、タモリ氏は決して自分の“笑い”を中心には据えない。あくまで、さりげなく“ちょこん”と加えておく。それはちょうど有能な経営者が、取引先との談笑などで“軽く笑いを取りながら”は話を進めていく手法に似ている。また、アシスタントアナウンサーに対して決して“男性目線”で接していない。そこにあるのは、父親が娘に対して説明するときのような対応であり、優しい上司が秘書に対して話しているような接し方である。だから、たまに冗談めかして“エロい話”をしても、そんなに“いやらしく”視えないのだ。それは多分、元々あまり“気負わない”この人の特性なのだと思う。最近は教養番組でも芸人タレントがMCとなるケースが多くなったが、あまりに“前に出過ぎるMC”が多い。ごく普通に対応しても、その人の個性は出る。そして、その方がアシスタント女子アナの成長にはプラスに働くのだ。
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