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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


韓国は15万人、日本は6000人が「改名申請」


昨年の数字らしいのだが、韓国では15万人、日本でも6000人が「改名申請」を行っているらしい。そして、日本の場合には、そのうち4000人ほどが「改名」を法律的にも認められたらしい。そんなに“改名”を望む人がいることに、まずは驚きである。日本の数字でも驚きだが、韓国はちょっと多すぎやしないか。改名を希望する理由として、年々増えてきているのが“ふざけた名前”だから変えたいとか、“下ネタ的な名前”だから変えたいとか、そういうのが多いらしい。日本の場合には“読めない名前”や“間違われやすい名前”を嫌う場合が多い。そしてデータ上はそれほど多くないが、日本で多いのは“姓名学的に良くない名前”というのがある。もっとも、それだけの理由で“改名”を希望しても、法律上は却下されてしまうケースが多い。多分、それもあるのでデータ上は多くないのだ。一時期「キラキラネーム」が流行って、その時に生まれた子供たちの中には、自分の名前を嫌って“改名”を希望する人たちもいる。名前というのは“一生もの”なので、一時的な流行に便乗すると後悔することも多い。時代は変化していくからだ。例えば「田中」という姓は比較的多い。昭和30年代から40年代にかけて「田中角栄」という名は“飛ぶ鳥を落とすような勢い”があった。だから男の児が産まれた場合「角栄」と名付けた親も少なくはなかったのだ。けれども、やがて首相となった田中角栄氏はリクルート事件で「罪」に問われることになる。犯罪人となり、出所後も脳溢血で“惨めな晩年”を迎えた。そうすると「角栄」と名付けられた児は、その十年後や二十年後に“どのように呼ばれ過ごしたか”……考えるだけでも“暗い気持ち”になる。自分の本名が“嫌いな”場合や“変えたい”場合、もちろん「改名申請」も一つの手段だが、もし本名を変えるのが難しければ“通用名”を変えれば良い。特に現在はSNSなどでも“通用名”は誰もが使用している。自分好みの「名前」を使えば良いのだ。職業によっては、最初から“もう一つの名”である方が何かと都合が良い場合もある。私などでもそうだが「波木星龍」は本名ではない。けれども、もう何十年も使用していると、こっちの方が本名よりもはるかに人に知られているし、自分自身でも名乗る機会が多いので、自然と“自分の姓名”としての違和感がなくなっていく。言ってみれば“自分の血肉”と化していくのだ。当然、こちらの名の方の影響力が強まる。“世間に通用している名前”は改名申請した場合、法律的にも認められるケースが多い。ときどき自分の名前を嫌って、“親を恨んでいる”ような人が居る。そういう人は、親を怨む時間があったら、さっさと自分で“自分好みの名前”を考え、使用し始めてしまうことだ。
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