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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


2月3日の「ドル円&原油」の予言は的中だが…


私はときどき一般の方々が「何を言っているんだろう?」と思うようなことを書く。例えば今年の2月3日《「日本株」の助っ人「ドル円」が動き始めた》というタイトルで今後の経済的な見通しについて書いた。興味のある方は、そちらの方を読んでいただきたいが、簡単にいうと世界市場で「ドル円」価格と「原油」価格が大きく動き始めていること、このまま動けばやがて“ドル円相場”は年末近くに「1ドル=115円」まで動く可能性を秘めていること、また“原油価格”の方は「60ドル~80ドルの間」くらいまで達する可能性が強いこと…などを書いた。その当時は年初に1ドル=102円まで“円高”が進んで、やっと105円まで戻したばかりであった。近年は“円高方向”に振れることが多くて、輸出企業の多い日本にとって、また世界経済の“安定”という面から考えても、“ドル高”に振れる方がプラスに働きやすいのだ。そのまま“ドル高”が進んで、さらに“原油高”が進むことで「日本株」は“押し上げられていき、それに伴う形で日本の“実体経済”も上向いていく可能性を論じた。ちなみに、その当時の原油価格は50ドル台に戻した辺りである。その前年には一時20ドル台を切ったこともあるのだ。現在、原油価格の方は私の予想をはるかに超えるスピードで上昇し、一時期80ドルを超えたが現在は78ドル前後に位置している。80ドルを超えてしまうと、世界経済にはマイナスとなるので、ここ数日「備蓄石油の放出」という手段で価格の上昇を抑えようとしている。日本でも灯油価格やガソリン価格の急上昇はマイナスだが、アメリカは国土が広くて“長距離移動”が当たり前の国なので、特にガソリン価格の高騰は経済面に打撃となる。もう一つ、アメリカにとって“頭の痛い問題”はコロナがなかなか収束しないことだ。実はアメリカでは“クリスマス商戦”が個人消費に重要なのだが、それに欠かせないサンタクロースが急減している。正確にいうと“サンタクロース役のお爺さん”が居ないのだ。昨年、各家庭の子供たちに接触することで“コロナ感染”をしてしまうサンタが急増し、死亡したサンタも多く、そのため誰も“危険なサンタクロース”になりたがらなくなってしまった。そこで今年のクリスマス商戦は盛り上がりに欠ける。もう一つ、ここに来て米国の長期債券、特に“5年利回り”が急上昇している。これが“10年利回り”に接近、抜いたりすると「インフレ社会」の到来となる。もしも、そういう状態となったら、世界中の株価が暴落する。それさえ避けられれば「日経平均」は来年3万3000円を突破するだろう。
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