3月, 2022年

70歳で結婚しても21年余「結婚生活」がある‼

2022-03-07
トラベルミステリーで一世を風靡した作家の西村京太郎氏が91歳で逝去された。晩年までコンスタントに仕事をされていたので実に680冊もの本を出していたらしい。作家は必ずしも「多く書けば良い」というものでもないが、その仕事量には誰もが脱帽するだろう。しかも自筆原稿である。世の中は便利になったが、60代以降の作家には今でも自筆原稿の人達が多い。ところが自筆原稿というのは文字の癖があって、自在に読みこなせるようになるまで時間がかかる。出版社でも編集者たちの“若返り”が進むことで、どうしても“自筆原稿”は敬遠されがちとなる。そういう時代を生き抜いて、本の売れない時代に680冊を形に出来たのだから大したものである。ところで西村京太郎氏は、同じくミステリー作家だった山村美紗氏との“共同生活”が有名だった。山村氏には「夫」が居て、それとは別に西村氏との“共同生活”を望んだ。その結果、京都の有名旅館を買い取り、本館と別館の二軒を繋いで“行き来できるような形”に改造して、謂ってみれば“二世帯住宅”にして共同生活が行われた。奇妙なことに、そうなった途端に西村氏は一気に“人気作家”となったのだった。それから18年後、山村氏は急逝され、西村氏も“その館”を引き払って単身生活に戻った。その数年後、70歳になって秘書をしていた女性と結婚したのだ。つまり、48歳からの18年間は山村氏との“共同生活”で結婚を妨げられたが、その死後に解放されて、70歳になってから初めて「結婚」というものをした、ということになる。通常、70歳にもなると「結婚」という形はあきらめそうな気もするが、彼はそこから“新婚”を味わった。そうして、その後亡くなるまでの21年間余を、元々は秘書だった女性を妻として過ごした、ということになる。近年、男性で独身のまま“生涯を送る”人たちが多くなっている。けれども、現代は“長命の時代”で通常でも80年や90年は生きる。そう考えると、60代や70代になって“新婚”“初婚”を迎えたとしても、おかしなこととは言えない。その後に20年間や③0年間もの“余生”が待っているのだ。もちろん、体力的には劣っているし、男性機能も劣っているかもしれないが、結婚が出来ないということではない。現代は女性も働き続けているので、60代や70代でも、それなりの貯えを持っている場合もある。精神的な繋がりがあって、家庭的な“潤い”を求める二人が結ばれるなら、華やかではなくても、落ち着いたカップルとしての人生は歩めるのではないだろうか。

芸人たちに学ばせたいタモリ氏の「女性操縦」

2022-03-06
週刊現代でNHKの「ブラタモリ」のアシスタントアナウンサーたちが、こぞって“出世していく”という事例を、今年度の番組改編など交えながら伝えている。確かに、この4月からゴールデンに戻る「クローズアップ現代」のMCとなる桑子真帆アナ、その桑子氏の後を引き継ぐ形で「おはよう日本」を担当する首藤奈知子アナ、長寿番組となりつつある「ファミリーヒストリー」の新MCに抜擢された浅野里香アナ、メインともいうべき「ニュース7」に抜擢された村田理沙アナと、いずれも過去にタモリ氏と共に「ブラタモリ」のアシスタントとして、若い頃に共演したアナウンサーばかりだ。私も時々「ブラタモリ」を見る。興味のある地域とか、建物とかを扱っている時だ。そういう時に「また新しいアナウンサーに変わったんだ」と気付く。もっとも、この番組はどのアナウンサーでも、そんなに大きな違いはない。どちらかと言えばタモリ氏の方がリード役で女子アナウンサーの方が“教え子”のような関係になっているからだ。普通、“お笑い系”タレントと女子アナウンサーとが組むと、どうしても芸人タレントは女子アナを“イジリ”すぎたり“いびり”すぎたりする。明石家さんま氏などは、その典型だが、もちろんそれはそれで“面白い”のだが、度が過ぎるとか、毎回それを見せられると、首をかしげてしまう。番組自体の進行とは無関係なところで時間を取りすぎるからだ。もちろんバラエティー番組にとって、アナウンサーではない芸人MCは“笑わせてなんぼ”という意識があるのだろう。ただ時としては「もう、アンタの笑いは解かっているから中身を見せてくれ‼」と言いたくなることもある。そういう点で、タモリ氏は決して自分の“笑い”を中心には据えない。あくまで、さりげなく“ちょこん”と加えておく。それはちょうど有能な経営者が、取引先との談笑などで“軽く笑いを取りながら”は話を進めていく手法に似ている。また、アシスタントアナウンサーに対して決して“男性目線”で接していない。そこにあるのは、父親が娘に対して説明するときのような対応であり、優しい上司が秘書に対して話しているような接し方である。だから、たまに冗談めかして“エロい話”をしても、そんなに“いやらしく”視えないのだ。それは多分、元々あまり“気負わない”この人の特性なのだと思う。最近は教養番組でも芸人タレントがMCとなるケースが多くなったが、あまりに“前に出過ぎるMC”が多い。ごく普通に対応しても、その人の個性は出る。そして、その方がアシスタント女子アナの成長にはプラスに働くのだ。

88歳で「タワマン高層階」に引っ越す“勇気”

2022-03-05
人間、若いうちは“引っ越し”も、気軽に出来る。けれども、だんだん齢を取って来ると、引っ越しはおっくうになる。何となく面倒に感じる。特に何十年も同じところに暮らしているような場合、そこから“見ず知らずの場所”へと引っ越すのはかなり“勇気”がいるものだ。昨年88歳になられた女優・黒柳徹子氏は、30年も住み慣れた都内の一等地を離れて、若いファミリー層に人気の住宅街地域に建つタワーマンションの高層階へと“お引越し”をされたらしい。そういえば一時期、病気などして体力が衰えたように見えた黒柳氏だが、最近になって視たTVでは再び生命力が戻ったかのように元気な姿で言葉にも勢いがあった。もしかすると、タワマンの高層階へと引っ越したことで、新たなエネルギーが注入されたのかもしれない。一説には、彼女は最近、ビーズ刺繍デザイナーとして著名な田川啓二氏と親しくしていて、彼とその弟子とが強力に勧める地域の高層マンションを択んだらしい。彼女のように、いったん衰えても、再び元気を“注入されたように視える”人物の多くは健康で長生きをする。実際、マンションのような集合住宅では、若い層が多く暮らす建物には“活気”が宿りやすく、古くてお年寄りが多く暮らす建物には“衰退の気”が忍び寄りやすい。暮らしていく地域性にしても、若い人たちが多く暮らしている地域と、お年寄りが多く暮らしている地域とでは、その地域全体の“活気”や“生命力”が異なるもので、そういう意味では「老人ホーム」とか「介護施設」なども、もし、入所後も活き活きと暮らしたければ“新しい街(地域)”や“新しい建物”の施設やホームを択んだ方が良い。集合住宅としての建物も、人間同様に“齢を取る”ので、若々しい建物の方が“生命力”は強いからだ。もっとも、新しくても“人”が居住していないと、そこに生命力は宿らない。だから最近、流行りの“古民家を改装して暮らす”のは、若い人たちが行うべきで、定年になってから“暮らす場所”としてはふさわしくない。若々しい生命力の人達が居住することで、古民家の建物にも“若さ”が宿るので、定年後の老夫婦が暮らす場合には、極力、昔の面影が残らないように改装してしまわないと“新たな生命力”は生まれないのだ。

「“マスクを外せ”の知事」が予備選でトップ⁉

2022-03-04
私もそうだから人のことは言えないが、欧米人は総じて“マスク嫌い”の人が多い。けれども、アメリカは一時期「公的な場所での義務化」という形で、強引にマスクを着けさせた。そうでもしないと、いうことをきかない人が多かった、ということだろう。最近は感染者数が低下してきているので、各州とも「義務化」は撤回しつつある。その中でも、マスクのウイルス感染防止効果に疑問を投げかけ「マスク着用撤回」を強く主張しているのがフロリダ州のデサンティス知事だ。彼がこのほど訪れた大学での記者会見場で、後方に居た生徒たちにマスクを外すよう促した。最初はお願い的な感じで、あとからは少しきつめに、マスクを外すよう促したのだ。これに対して、さすがアメリカは、従う学生もいれば、従わない学生もいた。デサンティス知事は、マスクの着用に関して「ハッキリ言って何の意味もない、われわれはこの新型コロナ劇場を、もう終わらせなければならない」と自信を持って繰り返す。これらのスピーチが全米に流れたことで、彼は一気に“時の人”となる。次期“大統領選挙”に出馬の「噂」が流れる。これに対して本人はコメントしていないが、否定もしていない。こういう時、否定していない時には大体が出馬する。それまで知名度という点で、それほど全国区とは言えなかったデサンティス氏だが「マスク着用撤回」を声高に主張して、一気に全国区となった。実際、世論調査でもトランプ氏に次いで2番目の人気となっている。もちろんトランプ氏を外せばダントツ1位が示されている。彼はすでに各学校に対して「マスク着用を義務付けることを禁止する」行政命令に署名したことで、対決姿勢を露わにした。今回訪れた大学も、感染者が増えつつあって、そういう意味では義務化に関係なく、マスク着用した学生がほとんどだった。報道でも、彼の主張は医学的な見解とは矛盾すると付け加えている。ただ私が注目するのは、彼のような“自己主張型”がアメリカ国民は「好きだ」という事実だ。あいまいなこと、あやふやなことを述べるリーダーをもっとも嫌う。そういう点で言うと、岸田首相の評価はアメリカ国民にとっては「ちょっとわかりにくいタイプ」かもしれない。

「自民党」から「蓮舫氏の息子」が出馬する日

2022-03-03
「血は水よりも濃い」とはよく言ったもので、特に仕事の分野では“そういう血が流れている”と思わせられるようなケースが多い。例えば著名政治家の息子が“芸能の世界”で活躍しようとする。いや、実際に活躍されている方もいる。例えば小泉純一郎氏の息子の小泉孝太郎氏、或いは石原慎太郎氏の息子の石原良純氏などだ。もちろん両氏とも、小泉進次郎氏が居て、石原伸晃氏が居て……だから“血の流れ”は継続されている。ところで、蓮舫氏と言えば、小泉氏や石原氏と同じように、だれもが知っている政治家だ。その蓮舫氏の長男は“芸能界”でスタートをした。アイドルグループの一員として社会人のスタートを切ったのだ。2019年7月には俳優としてもデビューしている。けれども、小泉孝太郎氏や石原良純氏ほどの活躍はしていない。そして2021年11月でグループから脱退をした。実はその前にYouTubeで母親に対して《もう今日で母親のことを気にして生きるのは止めたい》と“巣立ち”とも“決別”とも取れる宣言をしている。そして大変に興味深いことに「自民党」に対して“入党届”を出している。「立憲民主党」ではなく「自民党」に対してだ。そして、元自民党の議員としても活躍した実業家で投資家の糸山栄太郎氏と養子縁組をしたらしい。したがって名前も本名の「齊藤琳(芸名・村田琳)」から「糸山琳」へと変更したという。これが本当であれば、これは単なる“巣立ち”などというものではない。明らかに、母親に対して“反旗を翻した形”であり、将来的に「自民党の政治家」を目指すことを暗黙に宣言しているのと同じようなものである。もっとも、彼は最初“芸能界”に入ったが、それだって“母親”と同じ道筋だった。母親も最初は「アイドル」からスタートしているのだ。そういう意味では間違いなく“血をそのまま受け継いだ”「自民党の政治家」が、何年か後になって、しかも糸山栄太郎氏から受け継いだ巨額の資産を背景として出現してくる。あまり“母親らしいこと”をしてこなかったと思われる蓮舫氏だが、何もしてやらなくても、その息子は“将来の首相候補”として政治の舞台に踊り出す……

2022年3月の運勢

2022-03-02

「ルーブル急落」で「暗号資産」急上昇の謎

2022-03-02
西側諸国の多くが、ウクライナに侵攻したロシアに対し“経済的な制裁”を加え始めた。その結果、ロシアの通貨である「ルーブル」が急落し、このままでは「危険な状態が来る」ということで、ロシア国民がいっせいに銀行から預金を引き出そうとしている。金利が20%に“引き上げられた”が、その効果はなさそうだ。もちろん、私がすでに指摘したように、そんなことはプーチン大統領だって最初から解かっている。だからホンネとしては戦争などしたくないのだ。それでも侵攻したのは“自国がNATOに包囲されていく”ような危機感からである。決して“昔のソ連”を復活させるのが目的ではない。何しろ軍事目的で繋がっているのがNATO諸国なので、それに燐国が加わったら「攻められそう」と思っても不思議ではない。もし「日本」だって、台湾や韓国や北朝鮮が、みんないっせいに“中国同盟”みたいなものに加わってしまったら“恐ろしく”感じて、何とか加わらないよう“引き留める”努力をするだろう。軍事介入は間違っているが、プーチン氏は決して“狂暴”なだけではないのだ。ところで、その結果として今、急上昇しているのがビットコインなどの「暗号資産(仮想通貨)」だ。このところ下落気味で「もはや仮想通貨の時代は終わったか」に視えていたのだが、“ルーブル危機”で一気に注目度が増した格好だ。何しろ、自国の通貨が“急落”してしまうなら、通貨と同じ役割を果たす「暗号資産」に変えておこう…とするのは、ごく自然な発想と言って良い。そして、そういう実際に“必要とする人達”とは別に、それを予測して“値上がりの恩恵”にあずかろうとする投資家たちがこぞって買い始めた。だから、ここ数日で一気に急騰しているのが「暗号資産(仮想通貨)」なのだ。もっとも、もしも、この先、ロシアとウクライナとの間で“合意”が結ばれ休戦となったら、一気に急落するのは間違いがない。だから、そういうことも考えたうえで「一攫千金」を狙う“短期投資家”におススメなのだ。ちなみに、仮想通貨は換金するときに必ず「税」が科せられる。別に「日本円」に換金しなくても、ドルに換金してもだ。さらに、実質的な換金にはならない“他の仮想通貨”に変換しただけでも「税」は課せられる。この部分は「知らなかった」と言っても後の祭りで、それによって“税金地獄”に堕ちている人達が多くいる。だから、自分を「まともだ」と思っている人は、手を出さない方が良い。

壇蜜氏の“理由なき⁉”「激やせ」の真実は…

2022-03-01
女性芸能人には「激やせ」や「激太り」が珍しくない。いや、芸能人でなくたって「激やせ」や「激太り」は珍しくない。今日のような“ストレス社会”は、そのストレスの“排除”や“切り替え”が上手くできない人たちにとって、無意識のうちに過食や摂食を引き起こさせ、激やせや激太りを育んでいる。最近TVに出演するごと「激やせ」を指摘されてしまうのが、タレントの壇蜜氏だ。仕事も比較的安定していて、結婚もしていて、経済的にも不自由はないと思われるだけに、いったい“何が”「激やせ」に結び付くのか、その理由が不明なだけに、多くの人達を心配させている。今年に入ってからだけでも、彼女と同じように「激やせ」を心配された芸能人は多い。熊田曜子氏、山田優氏、紺野あさ美氏、LiSA氏、西山茉希氏……これらの方達の場合「激やせ」の理由が、或る程度まで判明している。TVや舞台や雑誌など「表」に出る仕事の多い芸能人の場合、どうしても昔のイメージのようなものが一般の方達に“残像”として残っている。そこで、その時との比較となってしまうので、より「激やせ」の印象が伝わりやすい。これが一般的な職場の場合には、イメージとしては残っていても、直接、写真など使って比較されたりはしないから、単なる印象に留まるが、芸能人の場合は、あちこちに写真が残されているから、いやでも“比較の対象”となる。もちろん誰でも、長い人生において“痩せたり”“太ったり”しながら生きていく。おおよその平均はあっても、自分にとっての“ベスト”が何なのかは、ほんとうのところよく解からない。だからもしかしたら、その激やせ状態が、本人にとって“自然な姿”であるのかもしれない。どんなに痩せていようと、それで体調がベストなら問題がないのだ。ただ急激に痩せてしまった場合、いくら食べても太れなくなってしまった場合、何らかの“病気”を抱えている場合もある。或いは“深い悩み事”を抱えている場合もある。さらには薬物や刺激物などの常習がもたらすこともある。俗に「気」とも「オーラ」とも呼ばれる“生命力の源”が張り詰めているとき、人はどんなに痩せても活き活きと感じられる。大病で入院していても、この「気=オーラ」が蘇ると、必ず、間もなく退院できる。 Newer Entries »