2月, 2023年
2023-02-28
タレントの藤森慎吾氏がTV番組の中で“別れた恋人”に対して、もし番組にサプライズで出てきてくれたら「もう一度プロポーズする」と断言したが、その姿を現すことなく“残念な結果”に終わった。多くの場合、こういう番組は“実際に姿を現す”か、少なくとも“メッセージ”くらいは手渡すものである。おそらくゲストである藤森氏も、そのどちらかを期待していたに違いない。同棲期間も含めて4年半の期間付き合っていた女性なのだ。しかも、彼は付き合って1年後に“最初のプロポーズ”をし、その時には「今はまだ……待ってもらえるなら……」という返事をもらい、その一年後にもう一度プロポーズした時には「まだ結婚は……」という返事で“別れ”を選択したようなのだ。つまり、藤森氏としてみれば、彼女に対して未練を持ちながらも、二度の求婚拒否で“別れるしかなかった”ということなのだろう。そういう状況なのだから「逢えたらプロポーズする」と宣言するのも、気持ち的には解からないではない。ところが、実際には“出て来ない”どころか、メッセージすらも用意されていなかった。番組スタッフがさまざまな方法で彼女にコンタクトを試みたようだが、応じなかったらしい。見事なまでの“拒否反応”である。こういうケースでは、ほとんどの場合、男性側の気持ちは“変わらず”に居るのだが、女性の側はもう“過去の出来事”として割り切っている。それは男女差が生む“根本的な違い”であって、女性は“今を生きる”よう生れ付いている。したがって、例えば“同棲時代”に求婚を拒否した女性が、同棲解消後になって“求婚を受け入れる”という可能性は“ほぼない”と言って良い。もっとも、この番組は逆に藤森慎吾氏の“或る種の男らしさ”と“人柄の良さ”とを自然な形で表現したともいえる。プロポーズには失敗したが、彼の人間性というか、人柄の良さは多くの人に伝わったと言えるだろう。そして彼自身、これによって、完全に“過去の恋愛相手”として彼女のことを振り返ることができるようになるだろう。そういう意味では、変に希望を繋がなかったことで、この番組の果たした役割は大きく、きっと今度はプロポーズを受け入れてくれる“新たなる相手”を授けられることになるに違いない。
2023-02-27
確かにいろいろなものが日々進化していく。私のように元々がIT機器が苦手なものにとって“日々の進化”には最早とてもついていくことができない。ちょっとした間違いで、それまで努力して書き綴ってきた原稿を一瞬にして失った記憶がある者にとって、IT機器の操作はなんとなく怖い。生きている人間よりもはるかに怖い。けれども、それ以上に怖いのが“自然災害”だ。なぜなら自然災害は予知できないし、出来たとしても、それから逃れる方法が見当たらない。地震や豪雨や火事など、実際には“予知”等あまり役に立たないし、本能的か反射的に避難しようとするのが普通ではないだろうか。「災害グッズ」と呼ばれるものもあるが、果たしてほんとうに危機の時に“それら”を持ち出せるだろうか。そして何よりも役に立たないのがIT機器である。例えば大地震が起こって建物が崩壊した時、その中のどこに人がいるか、どうすればいち早く救出できるのか、それらを教えてくれる機器をわたしは知らない。地震予報や噴火予報は大体が当てにならない。洪水や土砂崩れは、実際には予知しても“避難”以外の方法がない。家が飲み込まれていくのを解っても、それを防ぐ手立てがない。IT機器は日々進歩しているというが、自然災害を根本から防ぐ技術や方法を発見できずにいる。たとえば“水の調節”だ。イタリアのベネチアと言えば「水の都」として知られている。ところが今年は、その水が乏しい。細い水路のほとんどが“干し上がってしまっている”のだ。数年前には大洪水となり何年か経ったら“沈没してしまうのではないか”とまで言われた。ところが今年は一転して干しあがっている。したがって本道ともいうべき主要な運河でさえ、水位が60㎝も低くなり、そのために悪臭まで漂うようになっている。また船に乗り込む人数が多すぎると動かなくなってしまう。一か月以上に及ぶ大雨でも来ない限り、今年のベネチアは“泥水の街”となりそうなのだ。一方ブラジルのサンパウロ州では“大雨”の被害に苦しんでいる。24時間の間に600ミリ以上の雨が降り、文字通り水没してしまいそうな苦境に陥っている。IT技術が“バーチャルな世界”を見せてくれるのは面白いが、もっと災害時に役立つような技術に巨額経費や時間を費やすべきではないだろうか。
2023-02-26
現代はさまざまな“魔法の薬”が売られている。その中には“怪しいもの”も多いが、中には“信じられそうなもの”もある。少なくとも“試してみたくなる”ようなものをこれから製造販売しようとしているのが美容家・たかの友梨氏だ。このほど75歳の誕生記念パーティーを招待客300人を招いてリッツカールトン東京で開いたらしい。確かに“美のカリスマ”だけあって、75歳には視えない。その彼女がこれから発売していこうというのが“若さを蘇らせる魔法の薬”いや“美容液”なのかもしれないが、とにかく私の頭脳に何となく「もしかしたら…」という気を起させたのは「ヒト臍帯血細胞」と呼ばれる“赤ちゃんのへその緒”から抽出される順化培養液を45%も含んだ美容液を商品化して売り出すというインタビュー記事だった。わたしは科学者ではないから、その仕組みは詳しく解からないけれども、なんとなく彼女の言っていることは的を得ているような気がした。つまり、赤ん坊の“へその緒”から抽出した液体を吸収すれば、高齢者だって“身体を若々しく蘇らせる”ことが可能なような気がするのだ。もちろん医科学的に問題はないのか、ちゃんと吸収できるのかが問題ではあるが、吸収さえ出来るのであれば、理屈的には“若返り”と“長寿”に効果的ではないだろうか。彼女自身は自らを「125歳まで生きる」と言っているそうで、自ら実験台となって、その美容液を吸収していくに違いない。もちろん、同じように一時代を築いて「120歳まで生きる」と断言しながら、83歳で亡くなった細木数子氏のような人も居るから、本人が言うほど鵜呑みに出来ないが、ただ“若さを蘇らせる”というだけで言うなら、その可能性としては十分に挑戦の価値はありそうである。少なくとも、見掛けだけを“若く”見せようとする美容技術が多い中で、心身ともに“若返らせる”という意図を持ちながら、自ら考案した美容技術を世に広めているという点で、この人の価値は大きい。近年、社長自ら“広告塔”となる通販なども多くなったが、そういう意味から言っても、自らを“広告塔”として黙っていてもアピールできる第一人者と言えるかもしれない。
2023-02-25
時代をリードするマスコミはときどき“勘違い”をする。そして世間や大衆も、ときどき“それ”に追従する。あとになって、その“勘違い”は多くの人々に“やり場のないため息”を残して消えていく。タレントのryuchellが「新しい家族の形」という奇妙なコメントと共にモデルpecoとの離婚を公表したのは昨年の8月だった。どういう「新しい家族の形」なのかと言えば、離婚後も家族としていままでと同様“親子3人一緒の形”で暮らしていく。それを“新しい形”と表現したのだった。それまでにも、マスコミは彼らを“新時代の旗手”のような扱いで持ち上げてきた。要するに最初から“中性的な要素”が強かったryuchell氏を“新しい時代を象徴するタレント”として脚光を浴びさせ、その発言やファッションを“時代を象徴するもの”として好意的に報じた。その結果、彼はまたたく間に“現代の若者の象徴”的な立場に祭り上げられ、さまざまなTV番組や雑誌で取り上げられた。こうして時代の寵児となったが、その後まもなくモデルのpeco氏とペアを組むようになり、やがて“結婚報告”をして子供も生まれた。こうしてマスコミが担ぎ上げた“時代の先駆者”はいつの間にか“仲の良い普通の家族”となり、特別な部分は無くなった。ところが、それからしばらくして「離婚」が公表された。けれども、それは「単なる離婚」という言葉ではなく「新しい家族の形」という表現で発表されたのだ。ところが、この時にも、ryuchell氏は“誤解されやすい表現”を使った。「父親として生きていくのは良いが、夫として生きていくことができなくなった」というような表現だった。ここで再びマスコミは勘違いする。現代の若者には「そういう生き方もあるのか」という風な“受け入れ方”だった。もしryuchell氏が「自分の中のオンナとしての部分が強まってしまった」とでも言えば、マスコミや世間はもう少し誤解をせず“それなりの理解”をしたに違いない。もしかすると妻であるpeco氏から封印されたのかもしれないが、中途半端な表現をしたことで「新しい家族の形」に対して“新たなる父親への幻想”を抱いた人が多くなってしまったのかもしれない。もちろん、実際にはそういうことではなくて彼は、ただただ“女に生まれ変わる”パスポートを得たくなったのだ。こうして日に日に彼は“女磨き”に拍車をかけ、家事や子育てなどは一切元妻に任せる形となり、自宅に戻らないことも多くなったという。「新しい家族の形」の中で元妻と子だけが“仲良く”暮らしていく。
2023-02-24
誰でも何となく「半導体」と呼ばれるものが、これからの時代をリードしていく……ということは理解している。そして、その分野における覇者が「世界の覇者になっていく」ということも本能的に感じてはいる。「日本」は、むかしは“半導体”の分野で世界をリードしていたのだが、いつの間にか世界に追い抜かれていって、今では“その一部分だけ”が必死にくらいつき“トップ集団”の中に残っている状況だ。なんだかマラソンの実況のようだが、世界の産業界の構造は似たようなものなのだ。あまり、こういう表現は使いたくないが、半導体でリードできれば「日本」も、もう一度“お金持ち国家”として蘇ることができる。そういうわけで、どの地域でも「半導体工場」を手招きしている。現在、半導体の分野でトップを走る台湾のTSMCは昨年12月アメリカのアリゾナ州に大規模な次世代チップの工場をつくると決めた。その一方で日本の熊本にも半導体の新工場を建設中である。ただ「日本」で生産を目指す半導体は車載半導体で最先端の分野ではない。最先端の半導体分野に関しては北海道の鈴木知事が、日本の企業であるラピダスに対して工場建設誘致をアピールしている。わざわざ“それ”だけのために北海道からラピダス本社小池社長の元まで足を運んでいる。おそらく九州が熊本以外も加えて「シリコンアイランド」として“生まれ変わろう”としていることを知って、広い大地と大自然の水と“未知の人材”に恵まれた北海道に“半導体の拠点”を生みだそうと必死なのに違いない。ただ実のところ北海道は土地はいくらでもあるが、電力が不安定な地域なのだ。TSMCが九州を択んだのは原子力発電所が稼働しているからだ。北海道には“それ”がない。北海道は逆に寒冷地なので“暗号資産(仮想通貨)”の生産地としては大いに適している。もっとも、道民がそれを許すはずがない。しかも、本来は経済の“起爆剤”とするはずであった「冬季五輪の招致」も賄賂事件から暗礁に乗り上げている。明るい未来を目指すには「半導体工場誘致しかない」ということになったのだろう。もっとも、もし、これが本格化するなら「北海道」と「九州」の北と南で共に“半導体”で活性化して「日本」全体をリードしていくような構図が可能となるかもしれない。日本の経済を復活して“世界をリードしていく”ためにも鈴木知事の手腕が試されている。
2023-02-23
1982年10月にスタートした長寿TV番組「タモリ倶楽部」が3月末で終了となる。年月的に言えば40年間も続いたのだから「無くなって当然」ともいえるが、さまざまなマニアック分野を“ゆる~い感じ”で追及していくところは、どこか“殺伐な世相”を忘れさせるところがあって、時々観るのには良い番組だった。考えてみると、その企画や作り方はどこか現代のYouTube動画に似ている。似ているというか、こちらの方が先行していたわけだ。元々TV番組は“あらゆる世代”に理解できるように、興味を持てるように、制作しようとする。だから企画・編集の作業に時間が掛かる。ところが、この番組はそういう意味で言うと、けっして“あらゆる世代”は狙っていないし、その企画も“似たようなこと”を繰り返していて、特別“新鮮さ”にもこだわっている風がない。要するに、マニアックなものを適当に紹介していけば“なんとなく面白い”ものが出来上がっていくんじゃないの……という感じが伝わって、視聴者に媚びていないところも良かったのだ。ただ最近は“きわどい感じのモノ”はコンプライアンスに引っ掛かるから、そういう意味ではどんどんつまらなくなっていた。特に「空耳アワー」は外国の楽曲の歌詞が「奇妙な日本語に聴こえる」ということで面白かったのだが、これも“引っ掛かり”そうなものが多くなった。大昔、タモリ氏がTVに出てきたときには“きわどいこと”をいろいろとやって、日本のお茶の間に“テレビ”というものが必要な文化を作った。ビートたけし氏や明石家さんま氏も“TVの世界”を牽引したが、それはもうちょっと後だった。最初はこの人と大橋巨泉氏が昭和の“平和な夜”をリードしていた。もはや「マニアックな文化人」としての地位を得てしまった今はNHKで“博士的な散歩”をするしかなくなってしまった。だが、この人は“時代の潮流”に逆らわないので、TVでの長寿番組が多く、そういう意味では何十年も続く番組の「顔」として生き続けてきた。もしかすると、タモリ氏が本当にTV界から去ってしまう時、一つの“TVの時代”が終わりを告げるのかもしれない。
2023-02-22
最近は暗いニュースが多いので“明るいニュース”があるとホッとする。今回は宇宙に関するニュースだ。それも“宇宙旅行”に関するニュースだ。と言っても、何十億円もかかる“大金持ちの遊び”とはわけが違う。ごく普通の人でも「100万円あれば宇宙旅行が可能だ」という本当の話なのだ。宇宙関連の仕事をしている岩谷技研が、旅行大手JTBからの支援を受けて「往復4時間の宇宙遊覧ツアー」を行うという話だ。来年3月から開始予定で、気球を用いて高度25000mの成層圏から「青い地球」や広大な宇宙空間を眺めようというツアーだ。最初は2400万円くらい掛かるらしいが、2030年くらいにはツアー代金100万円での「宇宙遊覧」を実現しようとしている。もちろんJTBがバックについて「宇宙共創プロジェクト」として本格的なツアーに育て上げようとしている。気球を使うので、最初のうちから多数が乗り込むことはできない。そういう弱点はあるが、ふつうの人が宇宙を体験するにはピッタリで、おおくの人が「青い地球」を視ることができる。しかも、この企画は低コストなだけでなく、短時間で“宇宙飛行を体験”することができ“予備訓練”等もしなくていい。これまで“宇宙飛行”と言えば何十億円と掛かるのに“長期の休日”を取らねばならず“つらい訓練”も体験しなければならなかった。この気球による宇宙遊覧なら、100万円さえあれば誰でもすぐに出発が可能なのだ。もっとも、いまのところ帯広市辺りで“その飛行場土地”を探しているらしいが気球なので“風向き”に左右されるので、その回収作業はやや手こずる可能性もある。わたしたちは、あと何十年も先の話として“一般人の宇宙飛行”というものを考えがちだった。それが今や北海道新幹線が出来上がる時期とほぼ同じくして「100万円の宇宙遊覧時代」を実現させようとしている。岩谷技研の社長である岩谷圭介氏は発明家でもあるので、そういう意味でも大いに期待できる。日本はハッキリ言ってロケット後進国である。どうもロケットに関してはスッキリとした話をあまり聞かない。それならば“気球”という低コスト分野の開発で新しい“宇宙競争”に挑戦すべきではないだろうか。
2023-02-21
結婚披露宴での“晴れやかな映像”が流れる。その中に映っていた34歳の夫(伊藤裕樹容疑者)は、やがて美しい26歳の妻(初音さん)に対してDVを繰り返し、最終的には殴り殺して逮捕されてしまった。SNS上に投稿していた映像が、後になって“虚しく視える”ケースは少なくないが、この事件などはその典型であると私には思える。過去は立ち止まらない。“倖せの絶頂”を記録として映像で残すと、かえってその後に忍び寄って来ている不幸を“手招き”しているようで怖い。伊藤容疑者の顔貌を見ると、眉の前半部分はふつうだが、後半部分が削り取られたように欠け落ちつつある。この種の眉は、どちらかというと女性に多いが、運命的には金銭的なトラブルに巻き込まれやすく、性格的には身内との折り合い悪く、すぐ血が頭に上って感情に走りやすい性質を持っている。伊藤容疑者は戸建ての住宅に暮らしていたらしいが、夜中になると、その怒鳴り声が周囲にまで聴こえていた。戸建て住宅で、近隣まで聴こえるというのは、彼のDVが相当激しかったことを物語っている。わたしには気になることがある。このご夫婦が暮らしていたという戸建て住宅の“窓”が極端に小さいのだ。ときおり見受けられるが、戸建て住宅で“極端に小さな窓”ばかり設けるのは、秘密主義者の住まいだ。それに容疑者は“自分が持っているDV傾向”を自覚していたに違いない。なぜなら、極端に小さな窓はプライベートを外から知られたくない人の証しである。そして戸外に“物音が漏れない”ようにするためにも効果的だと思われる。逆に言うと、秘密など持たず明るい暮らし方をしたい人は“極端に小さな窓”だらけの家を建ててはならない。現代は有名人でなくても、そのプライベートとか、趣味的な世界を発信している人達は多い。つまり、何かが起こった時、慌てて隠しても、世間的にはもう“知られてしまっている”可能性が強いのだ。感情に走りやすい人。衝動的な行動の多いひと。周りがどう思っているのか気になる人。少なくともそういう人は、あまりSNS上に自らのプライベートとか、趣味的世界とか、交際関係とか、公開しすぎない方が良いかもしれない。後になって削除をしても、引っ張り出して来る“おせっかいな人”が不思議と居るからだ。
2023-02-20
海外のグルメサイト「ティスト・アトラス」が最近公表したランキングが話題になっている。その一つは「世界最高の伝統料理100」というものであり、もう一つが「世界のワースト料理100」というものだ。それぞれに日本の料理が入っている。けれども、それは、わたしたちが“ふつうに考える”ものとは大きく異なっていた。まず伝統料理の方では1位が日本の「カレー」となっている。あくまでも日本のレストランで提供される“一般的なカレー”ということらしい。あれって、日本の“伝統料理”なのか。確かに美味しいけど「インドのカレー」が一番じゃないのか。それ以外にも日本の「とんこつラーメン」が21位に入っているし、日本の「かつ丼」が30位に入っている。確かにどちらも美味しいとは思うけど、日本の伝統料理なのか。一方、ワースト料理の方では悦ぶべきことに、日本の料理は“ベスト10”には含まれていない。もう少し下がった20位~30位の間に日本の「ナポリタン」が入っている。果たして“日本料理”と言えるのかやや疑問だが、グルメサイトの評価では「ゆで過ぎた麺」ということで評価が低い。また40位~50位の間に日本の「雷おこし」が入っている。あれはどう考えても料理ではないが、なぜか料理として扱われている。このサイトの評価基準だが、全世界から利用者たちによるアンケート方式での順序のようで、きちんとした判断基準が定まっているわけではない。実際にその料理を食べていなくても評価できる。その結果「興味がない」とか「食べたいと思わない」というだけで評価が下がる。したがって“ワースト料理”の方には比較的“珍しいもの”が入りやすい。日本の「雷おこし」は“伝統料理”というよりも“伝統和菓子”と捉えるべきものだが、実は「不味い」と評価した人が多いのではなく「興味がない」という評価が多いのだ。ちなみに“ワースト料理”として示されたのは、その1位がアイスランドのサメ肉料理、2位がサハ共和国の冷凍魚のサラダ、3位がカナダの多層ピザ、4位がカンボジアのクモのフライ……ということになっていて、確かにいずれも“不味そうな気がする”のは私だけではないだろう。ただ、そのどれもが本当にその国の“伝統料理”なのかどうかは疑問でしかない。
2023-02-19
ときどき“国の考えること”が理解不可能になる。どうやら既存の「マイナンバーカード」から“住所”や“性別”や“個人番号(12桁のマイナンバー)”を削除する方向で検討に入ったのだという。大体がこういう場合には“決定される”のだが、保険証とも一体化させるために、プライベートの保護観点から“削除が妥当”との認識で一致しているらしい。う~ん、単純な私には何が何だか解からない。「マイナンバー」だけとして使うなら記載しておいても良いものが、保険証としても使用されるようになると、途端に削除項目が出てくる。なかなか「普及しない」といわれていた「マイナンバーカード」だが、ようやく68.8%の普及率までこぎつけたらしい。そんなに普及させたければ、義務化してしまえば良さそうなものだが、そうすると必ずなんだかんだと文句を言う人が出て来るらしい。それで“7割方の達成”で一応のメドが付いたからなのか、今度は保険証との一体化を進める。それ自体は良いと思うが、どうしてそうなると“住所”や“性別”や“個人番号”を消失させてしまうのか。防犯の意味もあるらしいのだが、それなら最初から“一体化”しなければ良いのに…と思ってしまう。保険証代わりなのに“住所”や“性別”が消えていたなら、病院側だって困ることが生じやすいだろう。緊急事態の病気や事故の場合「マイナンバーカード」から住所や性別やマイナンバーが削除されていた場合、それを持って病院へ行っても、本人意識が失われてしまったなら、住所や性別や連絡先も訊き出すことが出来ない。それで緊急時の医療が出来るのだろうか。大体「マイナンバー」が記されていない「マイナンバーカード」って、おかしくないか。金融犯罪に持ちいられたら困るというのだが、それなら最初から“マイナンバー制度”そのものを廃止してしまった方が良い。本来は“義務化すべきもの”を、プライベート保護だとか金融犯罪だとか言っていたなら、何一つ“一律管理”が出来ない。防犯カメラだって最初は「プライベート保護」の観点から反対する人が多かった。けれども、実際には現在ではそれのおかげで“多数の犯罪”が解決された。映像ほど“言い逃れ出来ない証拠”となるものはないからだ。もちろんプライベート保護は必要だが、それ以上にまずは“金融犯罪”より“命を狙う犯罪”を最優先にすべきだ。
2023-02-18
昨日NHK党の“奇妙な会見”が行われた。昨年の参院選で当選し議員になったにもかかわらず、一度も登院していない“ガーシー議員”こと東谷義和氏が国会の“懲罰委員会”で「陳謝」となり、それに応じなかった場合「除名」となって議員資格を剥奪されるため、それに代わる人物名が公表されたのだ。私が奇妙だと思うのは、まだ実際には「陳謝」さえも正式には定まっていない段階で、その次に決議される可能性の強い「除名」処分を見越して、その結果に対しての“応じ方”を今の時点で公表したことだ。本来であれば、政党というのは、自分の党内に所属している議員を守る立場にある。しかもNHK党というのは事実上、他には国会議員が居ないのだ。だから「ただ一人の大事な議員」のはずなのだ。それなのに、本人が陳謝するともしないとも、まだ何も言っていない段階で、本人を飛び越えて、正式決定していない最終的な処分後の対策をマスコミに公表する。どういうことだろう。もしかしたら、立花党首は既にガーシー議員に「どう応ずるのか」訊いていて、その結果から会見しているとも考えられる。というか、それ以外に考えようがない。ただ、それならば今から公表しなくても良いはずで、正式処分が下され、そののちに公表しても遅くはない。わたしには“早めなければならない理由”が存在しているような気がするのだ。たとえばガーシー氏には芸能人などから複数“脅迫”などの訴えが出ている。一説には“闇世界”からの追及もあるという。つまり、警視庁から日本に戻るよう要請されているが、戻って来たとしても“即逮捕”とか“狙撃される”可能性を秘めているのだ。このような人物では、とても国内での政治活動などは事実上難しい。つまり、本人の考えというよりNHK党として、もはや“見限ってしまった可能性”があるよう私には感じられるのだ。本人は最初の頃は「3月になれば戻って国会で爆弾発言をする」などの威勢の良いことを言っていた。ところが“危うくなってきた”せいか、現在はなぜか大人しい。もしかすると、NHK党の方には既に警視庁の方から“帰国した後の状態”について連絡が行っていて、帰国そのまま逮捕の可能性が強まっていることを受けて“事前に党としての方針”をマスコミに公表しておく必要性があるからではないだろうか。いくら“可能性”といっても、まだ懲罰そのものも正式に決まっていない段階で“次の議員公表”はあまりに不自然なのだ。
2023-02-17
高級住宅街として知られる芦屋市に暮らす女性占い師(68歳)が、意図的に「大麻入りクッキー」を来客女性に食べさせたとして逮捕された。しかもそれは昨年の12月27日“運気を上げるイベント”で振舞われた特別なクッキーだった。わたしは同業である“占い師”の一人として、こういう犯罪は徹底的になくしていかなければならない。まず、その発想に問題がある。この女性占い師は日頃から「自分の運気を上げたい」と願っている人々を狙っていたに違いない。つまり日頃から不運を嘆いている人や、逆境にある人たちを“商売に利用しよう”と考えたのだ。そのための手段として“占い師”であるのに「占い」ではなく「お菓子」を用いようとした。どうしてかというと「大麻入りのお菓子」を食べれば、大麻を吸引した時のような“幻覚症状”や“特殊な高揚感”に陥るのではないかと考えたからだ。食品として特殊な幻覚作用をもたらすものとしては、昔なにかで“キノコの一種”にそういう作用をもたらすものがあると書いてあったが、それ以外では難しいのではないか。もちろん「大麻入りクッキー」に“そういう作用”はない。逆に調理したことで“或る種の毒性”が作用し、参加者であった40歳の女性が病院へと駆け込んだ。もし参加者の中から病人が出なければ「運気を上げるイベント」は継続され、そのたびに「大麻入りクッキー」が振舞われることになったはずなのだ。なぜなら、その女性占い師の自宅からは“68個ものクッキー”が押収されているからだ。むかし「恋するフォーチュンクッキー」という歌が流行ったが、文字通り“大麻入りフォーチューンクッキー”で自分の信者を増やそうとしていたに違いない。25人が参加していたイベントは、もしかすると30人になり、50人になり、徐々に拡大していったかもしれないのだ。そういう意味ではすぐに体調異変の人が出てほんとうに良かった。大体、占い師が「占い」を離れて、いろいろなグッズであるとか、商品であるとか、何かを持ちだしたら、その時点で“おかしい”と思うべきなのだ。それに「食べただけで運気が上がる」とか「飲んだだけで運気が上がる」とか「出席しただけで運気が上がる」とか、そういう魔法のようなものはない。投資と同じで最終的には「自己責任」なのが“運気の開発や向上”なのだ。
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