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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「バナナの皮」って、そんなに“痛い”だろうか⁉


ときどき“わからない事件”というのがある。というか“それ”が事件なのだろうか⁉ と疑問に思ってしまうようなニュース報道がある。17日の夜に福岡県警直方署が逮捕した男の事件などもそうだ。別にわたしは「現代」を理解していないわけではないが、時には「昭和」が懐かしくなる。わたしは幼い頃、室蘭市の貧民街で育った。俗に“ハモニカ長屋”と呼ばれる薄暗い二階建ての長屋には十数世帯が入居していた。まあ、一言で言うなら“掘っ立て小屋”のようなものだった。ベニヤ板一枚で隣の住人と仕切られている。そうすると、隣の住人の会話が聴こえてくるのだ。何しろ、みんな“一部屋住まい”だから、そこから逃れようがない。会話ならまだ良いのだが、多かったのは怒鳴り声やモノがぶつかって壊れる物音だ。とにかく、そういうことが日常茶飯事で、以前にも書いたが“殺人事件”も起こったことがある。まあ、わたし自身は7歳~11歳くらいまでを過ごした場所なので、ぼんやりとした記憶でしかないが、とにかく“物静かな暮らし”とは無縁の日々だった。夫婦喧嘩などはしょっちゅうで毎日どの世帯からかは“ぼこぼこの音”が聴こえる。そういう中で育つと、夫婦が争い合うこと、殴り合うことなど、プロレスの試合のような感覚でなかなかに臨場感があった。だから、殴られて痣が出来ている人に、井戸の周りで出くわすことも珍しくなかった。不思議なもので、そういうカップルが多いのに、それでいて離婚したカップルを見たことがなかった。どちらかが出て行って、それっきりというのはあった気がするので、まあ、それが離婚だったのだろう。それに比べると17日の夜の福岡県警での逮捕劇は、なんと生ぬるいことだろう。酒を飲んだ夫が、妻をののしり“バナナの皮”で、頭を1回だけ殴ったというのだ。妻は「バナナで殴られた」と通報したのだが、実際には「バナナの皮」で殴ったのだ。ん⁉ バナナの皮ってフニャフニャで“そのカタチ”も何となく似ているのだが、そのフニャフニャで殴ったのか。それじゃ逮捕も仕方がない……という人もいるが……。
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