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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


流れが変わった⁉「急落」した日本株の急騰⁉


なにしろここ2週間ばかりの間で「日経平均」は4500円超も急落していた。だから、いくら“ちょっと上がり過ぎていた”といっても、ここまで急落する理由はなかった。あるとすれば、急激な「ドル円相場」による巻き戻し、つまり「ドル円」が161円から151円に急展開した“投機筋の動き”が波及したとしか言いようがない。ところが、土曜日辺りから、このドル円相場に“反転の動き”が出て来ている。したがって、もし、これが本格化すれば、弱気相場に傾いていた日本株は一気に“V字回復”を果たす可能性がある。大体、確かな理由なく急落した相場は“反転”しやすい。前にも述べたように、日本の経済は基本的には欧米諸国に遅れてインフレに向かい出したのだから、その国の株価もインフレに沿って“上昇していく”のは自然の理なのだ。よく、いまの日本経済がどうだからとか、いまの日本企業の業績がどうだからとか、あれこれ理屈をつけて「下落していったのは当たり前」とかいう人もいるが、欧州各国だって、そういう点で言えば似たようなものなのだが、株価は各国とも上昇基調でアメリカの株価に比較的連動している。そうであるなら、本来、アメリカの株価に“より連動しやすい”日本の株だけが、急落して“当たり前”なわけがない。しかも、欧米諸国に比べて、圧倒的に“円安時代”なのだ。もちろん、この為替に関しては、アメリカの「利下げ」と日本の「利上げ」によって、大きく変動する可能性、そして日本が“円高方向に進んでいく可能性”はあるのだが、それにしてもまだ“利下げ”も“利上げ”も、実際には行われていない。それなのに、もう既に行われたかのような“先取りの動き”は、どう考えても急速に過ぎる。したがって、ここは“仕掛け的に投機筋が動いた”だけであって、いったん元に戻す形で“再始動”というのが、本来の為替の動きのような気がする。大体、日本の輸出企業は今年度の為替レートを「140円~150円」としているところが多い。そうだとすれば、仮に151円になったとしても、まだその為替レートにさえ至っていない。つまり、実際の“為替差損”なお発生していないのだ。したがって「日本株」は“V字回復”とはいかないまでも、徐々に本来の状況へと回復していくことになるだろう。
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