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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


タレントには難しい「龍栄荘」老舗旅館の経営⁉


最近、タレントのスザンヌ氏がいろいろなTV番組に出演して自らがオーナーとなっている老舗旅館「龍栄荘」の宣伝に努めている。プロ野球選手と離婚後、地元熊本に戻り、東京で暮らしたマンションを7500万円で売却、それを元手として老舗旅館「龍栄荘」を2400万円で買い取り、リフォーム代に1億円以上を費やして、昨年末から“旅館業”をスタートさせた形だ。開業して半年、その評価はさまざまなようだ。元手が掛っているので、多少“割高な料金設定”となるのは仕方がない。ただホームページなども拝見したが、コレという“目玉になるモノ”があまり感じられなかった。それらは今後時間をかけて見つけ出していけばいい。芸能人や、元芸能人が、飲食店やアパレルなど他の業種に転ずることは珍しくない。知名度があり、TVなどによる宣伝効果も手伝って、最初は流行っても、ほんとうの勝負は半年から一年くらい経ってからで、そのくらい経つと、だれが経営しているとか、TVで視たとかいうのではない“その業種”本来の評価で採算が分かれていくようになる。そう言う意味では、スザンヌ氏の場合も“これからが本当の勝負”と言えるわけだが、少し、元手をかけ過ぎてのスタートなのが気になる。もう少し手頃な物件から始めて、徐々に大きくしていく……という形が望ましかった気がする。リフォーム代の一億円超というのは、あまりに高額だ。高級な旅館とかホテルとか言うのは、どうしても部屋の調度品とか、景色とか、温泉の質とか、食器などの器一つにも、心配りがされていないといけない。そう言う点では、最初の時点で“余分なお金”がいろいろと掛かる。その辺を、経営のプロともいうべき誰かがアドバイスをしていたのか、だれにもアドバイスを受けず開業していったのか、改善や改良は、今からでも遅くはない。総じて、利用された方達の評価を観ると、スザンヌ氏本人の接客対応は評価が高い。そう言う点では“接客業”への転身自体は、彼女の場合は大変に向いていると言えるだろう。問題は、その中身が“旅館・ホテル業”のような多数の従業員を必要とする本格経営が良いのか、それとも、もっと接客そのものが主体となるような“カフェ・飲食店”などの方が良いのか、その辺に移って行くだろう。
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