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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「月光仮面」は「気持ちだけ…」の方が良い⁉


世の中には、いろいろな人がいる。「志(こころざし)」という言葉があるが、同時に「その志は立派だが…」という表現もある。今回は、その後者が適切なような……そういう話だ。新潟南警察署の交番パトカーのフロントガラスに2通の封書が置いてあり、それぞれの中に小銭が入っていた。一通の方には“240円”が、もう一通の方には“299円”が入っていた。それぞれの封書の表面には「月光仮面」と記されてあった。「月光仮面」と言って、すぐ理解できる人は、どのくらいいるだろう。とにかく大昔の漫画で“正義の味方”だった白覆面の人物を言う。確か、わたしの大好きだった「まぼろし探偵」は、その少し後になって登場する。とにかく、月光仮面とか、まぼろし探偵とか、そういう感じの名前は“大昔のヒーロー”なので、そういう名前を使う人は“年代幅”が限られる。つまり封書を置いていったのは、高齢の男性であると思われる。封書の中には「僅かですが交通遺児のために使ってください。毎日一枚ずつ集めた小銭です」と書かれてあったらしい。う~ん、この人物を「月光仮面」と呼んでいいのだろうか。おそらく、その記述事態に“ウソ”はないだろう。彼は、毎日、買い物などしたときの“釣銭”を集めていて、それが“或る程度(⁉)”溜まったから、持って行ったに違いない。彼は、きっと幼い頃、ヒーローになりたかった人物なのだ。そしてヒーローになれなかった人物なのだ。だが、幼い頃からの“志”は高く持っている。持ち続けている。だから、今回はちょっと少ないが、それでも寄付金は寄付金であり、名を名乗るほどの者でもないので「月光仮面」が相応しい。だが「ちょっと待った」だ。彼の志は確かに素晴らしい。だが「交通遺児に役立ててほしい」と言われても“539円”で何が買えるのか。もちろん、金額ではない。それは解っているが、ちょっと月光仮面が可哀想だと思うのは、わたしだけだろうか。せめて、500円とか1000円とか、そういう切りの良い金額、或いは“交通遺児キャンペーン”などの開始日とか、そういう何かの日、そういう感じにしてもらわないと……と月光仮面がつぶやく。いや、気持ちは解かるが、世の中には“余っているお金”を持っている人たちも沢山いるので、そういう人達から「ふんだくってやりますから大丈夫です」と、誰か言ってやってほしいものだ。彼にとって、大切だったに違いない“539円”は、彼自身のために使うべきなのだ。神様は、その方が“微笑んで”くれる。月光仮面を困らせると、ちょっと哀しそうなのだ。その辺の“神様の気持ち”も理解してやってほしい。
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