全国に110万人以上の患者がいて、さらに1000万人以上の“予備軍”が控えているのが「アルコール依存症」です。その比率の中で、最近目立って増加しているのが“女性のアルコール依存症患者数”で、ここ十年で二倍となったようです。大体、この病気は男性より女性の方が“掛かりやすく”できています。体質的に女性の方が肝臓が小さく、血液量も少なく、女性ホルモンも多いからです。肝臓はアルコールの毒素を分解し、血液量は体内にアルコールがとどまる時間と関係し、女性ホルモンは代謝を悪くさせるからです。つまり、女性は“酔いやすく”、“醒めにくく”、翌日まで“持ち越しやすい”からです。ところが、この基本的な事実を知らない女性が多いのです。だから男性と同じ程度に飲んだなら、同じ程度の“状態なのだ”と勘違いしがちなのです。女性が社会的に活躍し、男性と同等の立場に立つ機会が増え、自然と“酒をたしなむ女性”が増えてきました。普通に働いて、普通に“酒場”に立ち寄り、そのあとで帰宅する女性も多くなりました。つまり“生活パターン”が、一昔前の「おやじ型」女性も多くなってきたのです。たまに“飲む”程度で「アルコール依存症」にはなりません。仮に毎日飲んでも、コップ一杯程度であれば、むしろ“百薬の長”として機能する場合もあります。ここ十年で二倍に増えたのは、そういう“飲み方”ではないからです。俗にいう「キッチンドリンカー」と呼ばれる主婦層は、急激に増えていませんので、問題は“働く女性たち”なのです。普通に仕事はしているが“人知れず悩みを抱えている”女性たちが“急速に増え始めている”というのが実態なのかもしれません。毎日のように“飲む”のは、それだけ“経済力”は持っている証拠でもあります。必ずしも“孤独に飲んでいる”とは限りません。表面上“楽しいお酒”、“仲間と集うお酒”、“ストレス発散のお酒”でも「依存症」の“背後霊”は、密かに寄り添っているのです。
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