円が再び“危機”を迎えようとしている。つまり、1ドル=100円を切って“円高方向”へと加速しそうなのだ。何度も述べているように「輸出国・日本」は“円安”に向かわなければ国家が潤わない。「通貨安競争」と言って、どの国でも自国通貨を導く政策を模索しているが、とりわけ日本はその“高・安”がもろに経済を直撃するようにできている。その影響は一番先に“日本の株価”を低迷させる。日本株は、外国人投資家の所有比率が高いので、企業収益が損なわれる“円高”は、外国人投資家から“売り”を浴びせられる。つまり株価が急落する。株価が急落すると企業価値が下がるので、“不安視した日本の投資家たち”が“売り”に追従する。こうして、ますます株価は急落する。しかも、ここで重要なのは、外国人投資家たちは「円」ではなく「ドル」換算で“日本株”を売買していることだ。ドル換算で見ると、円高なので“よほど下げないと”下がった印象を与えない。だから極端に下げるのだ。日本人投資家は「円」換算なので“急落した形”と映る。したがって“日本株”は、円高になるほど外国株よりも“下落幅が大きい”のだ。株価が下がると“不景気”になって、物が売れなくなり“デフレ”に逆戻りとなる。当然、企業収益が減るので、給料も減り始めるという図式だ。円高を阻止するには、日銀の“大胆な追加緩和”と、政府の“大胆な規制改革”が必要なのだが、そのどちらもが中途半端で、今一つ効果が出ていない。特に「マイナス金利」は中途半端にやるから効果が出ないので、やるなら“批判覚悟”で大胆に推し進めなければ、海外のヘッジファンドから“せせら笑うような円買い”を浴びせられる。中途半端な日銀と政府の“弱腰政策”が、自らを“袋小路”に追い込んでいる。
国際刑事裁判所(ICC)は今月23日に予定していたフィリピンのドゥテルテ前大統領(80歳)に対する「人道に対する罪」に対する裁判手続きを、弁護側からの申し出を受けて延期した。弁護側 続きを読む
現在「世界陸上」が行われているが、日本人選手の「予選敗退」が目につく。男子100mでは日本勢期待の桐生選手やサニーブラウン選手がいずれも予選敗退した。女子も同様で、日本女子の100 続きを読む
人には「好き」「嫌い」があるから、そして「支持」や「反感」の気持ちもあるから、それを個人的にどうこう言ったり、思ったり、支障ない程度に反対行動するのはかまわない。けれども、その“度 続きを読む
前回の総裁選の時にも“似たような感じ”はあった。けれども前回の時には、まだ石破氏と小泉氏と茂木氏の三人が“一応の幸運期”ではあった。そして高市氏の運勢があまり良くなかったので「果た 続きを読む
世の中には「心配性の人」や「用心深い人」が居て、前もってそんなことまで心配しなくても……と思うようなことを、やたら“手回し良く”行ってしまうタイプの人がいる。たとえば死ぬ前から墓石 続きを読む
ときどき思うのだ。どこかの新興企業が、わたしと提携して「AI波木星龍」を作ってくれないかなあと……。ヘンな詐欺動画とかではなくって、まともな“ロボットとしての波木星龍”がいい。そう 続きを読む
「水を得た魚」という表現があるが、人にはときどき“そういう表現”がピッタリに思えるような生き方の人たちがいる。元衆議院議員の豊田真由子氏が参政党の“政調会長補佐”に就任した。この人 続きを読む
「美しい景色」「美味しい食事」「親切な国民性」「医療の充実」……これらが意味しているものは何かといえば、富裕層のリタイア先だ。実際、それらに“税金の優遇”を早くから掲げたことで、観 続きを読む
珍しくというか、何年振りかで体調を崩した。今も完全に治ったわけではない。当然、仕事をお休みし“寝たり起きたり”の生活になる。わたしは元々“ダラダラと横になって過ごす”のが好きではな 続きを読む
日本人にとって、解かりやすいようで解かりにくいのがフィリピンという国だ。まず、現地には昔から“棲みついている”日本人が結構いる。彼らはフィリピンの社会構造に詳しく、それなりの力を持 続きを読む