最近の日本は、どうも世界的に見ると節約志向で「地味な印象の国」に視える。経済的な発展が“いまひとつ”なので仕方がないのだが、それならば、あまり“派手な催し物”には手を揚げない方が良いような気がする。2025年に「大阪万博」が予定されているからだ。「東京オリンピック」の後の“大規模なイベント”で、本来ならもっと盛り上がって良いはずだが、どう見ても“大成功”とは言えなかったオリンピックの後だけに、不安感が残る。今年は「オリンピック」と同じように、本来なら昨年開催するはずだった「2020ドバイ万博」が来月1日から来年3月31日までの半年間、UAEのドバイ市街地で開催される。オリンピックと同じ理由から一年引き延ばされた形で、10月1日から開催される。中東・アフリカ地域としては初めての「国際博覧会」である。その点でも注目されるのだが、それ以上に注目されるのが“その規模”にある。何しろ、世界191カ国から出展予定で200以上のパビリオンがあり、毎日60以上の“催し物(ショー)”がある。もちろん「日本」からも出展していて既に“幾何学形”の「日本館」が出来上がっている。今回、日本関連では中東初出店の回転ずし「スシロー」もある。またショーでは高野山に伝わる“仏教音楽”を披露する予定もあるようだ。主催国では開催期間中の来場者数の目標を2500万人と見積もっている。世界の“コロナの終息状況”によって流動的だが、ドバイそのものに“さまざまな見どころ”があるだけに、とてつもない額の“観光収益”が得られそうである。さて、話戻って日本だが、今のところ「2025大阪万博」への参加予定国は「54ヵ国」と寂しい。参加する国際機関も5機関だけだ。希望として掲げているのは「150ヵ国」「25機関」なのだが、その半分にも達していない。どうして、こんな残念な状況なのか。一言でいえば「金の掛け方が違う」からだと私は思う。今回の「ドバイ万博」のメイン会場を見ただけでも、その威容に圧倒される。まるで「未来都市」のような迫力があるのだ。日本ではとてもじゃないが、こんなものは作れない。こんなものに金を掛けられるほどの“余裕”がない。そうであれば、ムリに「万博」を開催して、ドバイとの違いを“さらけ出す”必要があるのか、疑問に思えてならない。
北九州市内のマクドナルド店舗内で12月14日、平原政徳容疑者(無職43歳)が無面識の二人の男女中学生を刃物で殺傷した。防犯カメラ映像などの追跡から平早容疑者が浮上し、19日になって 続きを読む
ときどき「良い悪い」とか「正しい正しくない」とか……そういうこととは別の「人間として…」考えてしまうような問題が発生する。多くの人が関心を寄せ、同時に心を曇らせるニュースが入った。 続きを読む
謎の飛行物体が、米ニュージャージー州を飛び交っている。11月中旬以降に頻繁に目撃されるようになった。確かに映像を見てみると、明らかな飛行物体で、その点は間違いがない。問題は“どうい 続きを読む
世界的な自動車メーカー「ホンダ」と「日産」が経営統合のための協議を始めた…との報道が出ている。これに将来的には、日産とかかわりの深い「三菱自動車」が加わって“三社統合”となっていく 続きを読む
人間には大きく分けて“二種類の人間”がいる。自分の“過去に執着するタイプ”と、過去にどんな出来事があっても、それはもう過去のこととして“執着しないタイプ”だ。そうして、どちらかと言 続きを読む
資生堂、コーセー、花王、ポーラ……と言えば、日本を代表する化粧品メーカーだ。これら企業は、中国をはじめとするアジア各国への輸出量が多く、広く“そのブランド名”が知れ渡っている。先進 続きを読む
人はときどき人生の途上で立ち止まる。「この道だけが自分の道なのか」と、立ち止まる。多くの人は、一時的に立ち止まるのだが……そのまま進んでいく。少数の人だけが、立ち止まった後「もう一 続きを読む
誰もが、解かったような解からない雰囲気で、このニュースを伝えている。アメリカ次期大統領のトランプ氏が日本の「安倍昭恵氏」を15日、彼の邸宅である「マール・ア・ラーゴ」の夕食会へと招 続きを読む
日本は“治安の良い国”として世界中から知られている。それは事実だ。けれども、失くした財布が3年後になって戻ったからと言って、すべての人が“心優しい人たち”などと誤解をしてもらっては 続きを読む
人の運命は、わからない。アメリカのデトロイトの養護施設で15歳の時に出産した少女は、やがて、その25年後にアフリカのガーナの都市タマレにおいて、14世紀に建国された「ダグボン王国」 続きを読む