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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


日本の「肝っ玉母さん」聖子氏の“古本募金”⁉


いぶかしる人たちも多かったが、日本の“肝っ玉母さん”ともいうべき野田聖子氏の「こども政策担当相」としての地道な活動が眼を引く。21日の昼間も国会内に設置した段ボールに自ら率先して古本を何冊か投入した。そうして一般の人達だけでなく、国会議員に対しても、それを呼び掛けていく。さすがにそういう点、ただ単に“目立ちたがり屋”で総裁選に立候補しているわけではない。私は知らなかったのだが、実は5年前から内閣府や文部省などが率先して「こどもの未来応援国民運動」なるものが行われていたらしい。地道な活動なので、マスコミもあまり大きく報道しなかったのかもしれない。要するに「こどものみらい古本募金」と名付ける運動で、既に読み終えてしまった古本をサイト経由で“古本買い取り販売”の「バリューブックス」に送ると、その査定金額が“子ども食堂”や“学習支援団体”など、貧困を抱える子供たちを支える団体へと自動的に寄付される仕組みになっているという。そういうシステムがあったのか。おそらく多くの方は知らないのではないだろうか。“子ども食堂”の取り組みを評価しても、いざ自分がそれに参加できるかというと、普通なかなか難しい。そうはいっても、多少なりとも寄付できるようなシステムがあるのでああれば、それも手間を省く形で“読まなくなった古本”を「バリューブックス」に送るだけで可能なら、誰もが可能だということになる。子ども達の貧困支援に関しては、さまざまな団体が取り組んでいるが、その継続性とか透明性とかは、必ずしも信頼できかねる団体や地域もある。そうはいっても、やらないよりは、やる方が良い。ボランティアの方々のように本格的に取り組むのは難しくても、気が付いた時に、さりげなく、ちょっとだけ手助けするみたいな形が、実際には長続きもするし、世の中の“動き”としても望ましい。高度成長期やバブル期には視られなかった“貧困世帯”が確実に増えてきている以上、せっかく「こども庁」を設置したのだから、もっと“大きなうねり”となるような取り組みを行政だけでなく、マスコミも加わって行うべきだろう。若い人気アイドルたちが次々と行うなどしていけば、あっという間に拡散するだろう。こういう時こそSNSを大いに活用しなければならない。
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