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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「“マスクを外せ”の知事」が予備選でトップ⁉


私もそうだから人のことは言えないが、欧米人は総じて“マスク嫌い”の人が多い。けれども、アメリカは一時期「公的な場所での義務化」という形で、強引にマスクを着けさせた。そうでもしないと、いうことをきかない人が多かった、ということだろう。最近は感染者数が低下してきているので、各州とも「義務化」は撤回しつつある。その中でも、マスクのウイルス感染防止効果に疑問を投げかけ「マスク着用撤回」を強く主張しているのがフロリダ州のデサンティス知事だ。彼がこのほど訪れた大学での記者会見場で、後方に居た生徒たちにマスクを外すよう促した。最初はお願い的な感じで、あとからは少しきつめに、マスクを外すよう促したのだ。これに対して、さすがアメリカは、従う学生もいれば、従わない学生もいた。デサンティス知事は、マスクの着用に関して「ハッキリ言って何の意味もない、われわれはこの新型コロナ劇場を、もう終わらせなければならない」と自信を持って繰り返す。これらのスピーチが全米に流れたことで、彼は一気に“時の人”となる。次期“大統領選挙”に出馬の「噂」が流れる。これに対して本人はコメントしていないが、否定もしていない。こういう時、否定していない時には大体が出馬する。それまで知名度という点で、それほど全国区とは言えなかったデサンティス氏だが「マスク着用撤回」を声高に主張して、一気に全国区となった。実際、世論調査でもトランプ氏に次いで2番目の人気となっている。もちろんトランプ氏を外せばダントツ1位が示されている。彼はすでに各学校に対して「マスク着用を義務付けることを禁止する」行政命令に署名したことで、対決姿勢を露わにした。今回訪れた大学も、感染者が増えつつあって、そういう意味では義務化に関係なく、マスク着用した学生がほとんどだった。報道でも、彼の主張は医学的な見解とは矛盾すると付け加えている。ただ私が注目するのは、彼のような“自己主張型”がアメリカ国民は「好きだ」という事実だ。あいまいなこと、あやふやなことを述べるリーダーをもっとも嫌う。そういう点で言うと、岸田首相の評価はアメリカ国民にとっては「ちょっとわかりにくいタイプ」かもしれない。
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