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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「赤ちゃんポスト」&「里親」普及させるべき


東京の日野市で自宅マンションのクローゼットの中に遺棄した新生児を隠していた23歳の女性が逮捕された。5月に産んですぐ遺棄したようだ。気付いたのは同居している母親で異臭が強まったことによる。判然とはしていないが、状況から察するに、母親は娘の妊娠・出産を知らなかったらしい。新生児を出産してクローゼットに隠した女性は、死体の異臭が強まることを知らなかったような気がする。或いは多少あるかもしれないが、クローゼットの中の小さなスーツケースに入れてしまえば、それほどの異臭にはならないと思ったのかもしれない。とにかく、私は実の母親が娘の妊娠・出産に気付かなかった点が何んとも気になる。つまり、自分の娘が“妊娠する”ということなど考えられなかった、ということだろう。どうしてかと言えば「そういう娘ではないはず…」だったからだ。だからこそ娘の方も、いちばんに知らせるべき母親に知らせていなかったのだろう。それにしても、どうして産むことになったのか。私の予想では、しばらくの間、容疑者自身が妊娠に気付いていなかったからではないのか。気付いた時には、もうどうすることも出来なかったか、早くから、出産したら遺棄することを考えていたか、どちらかだった気がする。つまり最初から、母親に相談できるような相手(新生児の父親)ではなかったような気がする。こういうとき、もし「赤ちゃんポスト」や「里親制度」がもっと普及していて、誰もが簡単に利用できるような形になっていれば、そういう風な発想が浮かぶに違いないのだが、日本の場合、まだまだ“身近なもの”になっていない。だから、自分が育てられない、となったら“遺棄する”という手段しか思い浮かばないことになる。日本の場合「赤ちゃんポスト」は、どういうものか普及しない。それなら「里親制度」だけでも、もう少し簡素化して“普通合な妊娠”をした母親が利用しやすいように変えて行かないと、こういう事件は無くならないだろう。その一方で、妊活で「なかなか上手く妊娠できない」と嘆いている女性も多い。日本の場合、代理母も基本的には難しい。こういう事件を無くし、少子化対策の一環としても、子供を欲している方達に対しても朗報となるような法整備が早く整えられて欲しい。
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