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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


FBI捜査官「アンネ・フランクの密告者」特定


戦後、世界中で大ベストセラーとなった“隠れ家での暮らし”を綴った『アンネの日記』。その著者であるアンネ・フランク一家をナチスの秘密警察に“密告”した人物は誰なのか、これまでは謎とされ特定できずにいた。もう少しの期間“隠れ家生活”を継続できれば終戦となったので「強制収容所」に送られることもなく、15歳の美しい少女は生き延びられることが出来たのだ。密告の容疑者は30人ほど特定されたが、それから先は謎のままだった。それに果敢に挑戦したのがアメリカFBIの元捜査官ビンス・パンコーク氏だった。彼は最新のAI捜査方法を用いて、その解読には専門家たちの協力も仰いで20人ほどのチームを作り、容疑者全員をふるいにかけていった。2017年10月に始まった捜査は2022年1月17日「ユダヤ人公証人アーノルド・ファンデンベルフ」が密告者だったと特定した。彼は自分の家族を守るため、アンネ一家を裏切った可能性が高い、という結論に至ったのだ。当初は2年ほどで特定できるはずだったが、予想以上に難航した。それにしても、今日のAI捜査というのは、そういう過去の歴史的事件にも効果を発するものなのか。或る種、考古学的な探求に似ている捜査のような気がした。“ユダヤ人”であるアンネ一家は、ナチスの追手から逃れるため、ドイツからオランダにわたり、1942年7月アムステルダムで“隠し部屋”のある館に身を潜めた。そして秘密警察に発見される1944年8月まで、そこで潜伏生活を続けた。多感な少女時代を外に出ることも出来ず、隠し部屋の中で過ごさなければならなかったアンネは、その唯一の慰めとして「日記」を綴った。それが『アンネの日記』だ。戦後、生き延びた父親が“娘の死”を無駄にしないよう発刊にこぎつけた。「強制収容所」に送られてからも、アンネは明るく周りの人々を励ましていた。なにが正しいことなのかは、歴史が決める。密告は良くないが、もしかすると、その人々も“自分の命の身代わり”として、アンネ一家を“差し出した”のかもしれず「罪」と言えるかどうかさえも難しい。「戦争」や「差別」に“勝者”など、居ないのだ。
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