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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


NYの増悪犯罪は「アジア系女性」が狙われる‼


アメリカのニューヨークには“世界”から人が集まってくる。さまざまな人種・民族が「アメリカンドリーム」を求めてやってくる。実際そこで成功すれば、黙っていても“世界”が手招く。そういう“華やかな街”の強いニューヨークだが、その一方には“危険な臭い”も漂っている。特にアジア系人種の多い、マンハッタンのチャイナタウン付近は“要注意地域”の一つだ。そのチャイナタウンで、またしても事件が起こった。近年、ここでは「増悪事件(ヘイトクライム)」と呼ばれるものが頻繁に起きている。アジア系の女性が見知らぬ若い男性たちから、いきなり襲われる事件だ。元々アメリカ人は“人種差別意識”が強い。西部開拓者時代はアメリカインディアンと黒人奴隷に、それが向けられた。やがて黒人たちの中に社会的地位や名誉を得るものが何人も出て来ると、今度はそれがアジア系人種や、メキシコなどの中米人種に向かった。もちろん、多くのニューヨーカーは人種など無関係に友好的である。それは元々アメリカの辺境な地からの出身者が多いせいでもある。ただ南部では「白人」であることの“優越意識”が強い人達もまだまだ居て、それらの人に取っては「カラード(有色人種)」は“侮蔑対象”や“侵略者”や“敵”でしかない。「黒人」だけが「カラード」なのではなく「黄色人種」も、もちろん“その差別対象”なのだ。意外に思うかもしれないが、アメリカの場合、信仰心の強い地域ほど、そういった傾向がある。ここ数年、アメリカ人にとってアジア系人種は“差別すべき理由”が徐々に増えている。その一つは中国、台湾、韓国のIT企業のアメリカにおける躍進である。実際にはアメリカだけでなく、世界的に躍進しているが、アメリカ人にとっては“自分たちの経済領域を脅かす存在”として恐怖を抱いている人が多い。80年代のバブル期には「日本」も、その先頭に居たが、今や「日本」を怖れるアメリカ人はいない。もう一つ、アメリカ人には「新型コロナの根源」が「中国」にあると感じている人は多い。さらに“貿易戦争”がこれに加わる。とにかく、中国をはじめとした「アジア系は許せない」という“括り方”なのだ。当然、この中には「日本人」も含まれている。妙な話だが、見掛け的に“アジア人に視えない人”は除外される。そういう意味で小柄で華奢な“アジア系女性”は狙われやすい。2月13日にも、ひとりのアジア系米国人女性が襲われた。中華系アメリカ人だったとみられるが、国籍がアメリカでも“見掛けがアジア系”なら狙われるのだ。25歳の大柄な男は35歳のアジア系に視える女性の後をつけた。チャイナタウンにあるエレベーターのないアパートのドアから階段を上っていく女性を、一定距離を空けながら追跡したのだ。この一定距離を空けていたことで、女性は最初、緊急通報をしなかった。そして6階の自分の部屋の鍵を開け、入った瞬間に、その男も強引に入り込んできたのだ。もちろん女性は室内で大声を出し、外に助けを求めた。それを聞きつけた別な住人から警察に緊急通報が入った。けれども、警察が駆け付ける前の段階で、既に女性は刃物で襲われていた。最終的に女性は男から40箇所以上も刺された。浴室内で半裸となっていたが、その時点で命が失われていた。駆け付けた警察がすぐ突入しなかったのは、男が女性の声をまねて「大丈夫です」などと言い張ったからだ。この近くでは昨年の11月にも、石で殴られて重体となったアジア系女性が居る。いまやニューヨークは“アジア系女性”にとって、安全ではいられない地域なのだ。
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