私が子供の頃、ちょっとだけ「漫画家になろうかな」と思った時期があった。小学生の頃だ。漫画家なら“引きこもり”でも成立するし、自分の好きな“空想の世界”に浸っていられる。そう思ったが、今一つ、肝心の漫画が上手く書けない。早く書けない。これではプロになれない。ただ時々コマ割りをしてストーリー漫画を描いた。もし、あの時、描き続けていれば…占い好きな漫画家は誕生したのだろうか。わからない。海外から発信された記事を見ていて、パリ市内の中に通称「マンガ通り」と呼ばれる地域があることを知った。フランスの日本漫画が好きな若者たちの集まってくる専門店があるという。今や「日本のMANGA」は世界の若者たちから支持されている。昔はTVアニメの方がヨーロッパでは広く浸透していた。二十数年前、デパートのおもちゃ売り場にはポケモンのぬいぐるみやおもちゃが並んでいたものだ。けれども、今は紙書籍化されている漫画本の方が熱い支持を得ている。多分、一つには日本とほぼ同時に“翻訳本”が書店に並ぶからだ。ITの進化で今や日本の漫画は国内だけではなく、世界を相手として出版されるようになったのだ。そのせいもあって、今の漫画には“国籍”というものを取っ払ってしまったようなストーリー構成も多い。特に“魔法もの”や“異世界もの”や“冒険もの”などがそうだ。フランスの若者の場合、漫画の世界に入り込んで本格的なコスプレをするとか、そこに出て来る“架空の武器”作りをする人が多い。だから漫画の書店内では“刀”や“武器”も展示販売している。それにしても、日本のさまざまなジャンルの漫画がフランスやスペインの若者たちに受け入れられているのは不思議な気がする。どちらも芸術性に富んだ国ではないか。スペインの漫画専門店の看板は「心MANGA」となっていて、漫画そのものが“日本の心”を売る作品群となっている。最近、日本のさまざまなものが海外で“価値を高め”或る種ブランド化されて帰って来る。昔は“言葉の壁”があってなかなか理解され難かったものが、TVアニメや漫画の浸透によって「日本語」も徐々に“国際語”としての価値を発揮し出しているような面もある。但し、日本人が“失ってしまったもの、”或いは“忘れてしまったもの”を外国人が上手く吸収して、日本人が反対に教わる残念な状況も出てきている。占いの中にも、日本独自のモノ、日本で進化していったモノがいくつもある。漫画家が“パリで最先端の職業”に変ったように、日本の占いも「世界」で称賛されるようなものに変えていかなければならない。
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歴史の教科書に出て来る「ハンムラビ法典」その中に「眼には眼を、歯には歯を」の一節がある。これは一般に誤解されやすい諺でもあるのだが、本来は「眼を潰されたなら、相手の眼を潰し、歯を抜 続きを読む