インドで“脱税対策”として突然、これまでの紙幣が無効となった。8日の夜に首相がTVで緊急演説し、9日午前0時から現在の1000ルピーと500ルピーが使用できなくなるというのだから、国民こぞって仰天するのも無理がない。但し、今年12月末までは銀行で預かって、新たな2000ルピー、500ルピーとして引き出せるようにする…ということらしい。“税金対策”だけでなく、“偽造紙幣”の摘発や、日本でいう“タンス預金”を引き出す目的もあるらしい。それにしても、1000ルピーというのは日本円にすれば1580円である。物価の安いインドといえども、生活に支障が出て来るのは確実であろう。ところが、これと同じような政策(?)をすべきだと“借金大国・日本”に提案しているエコノミストがいる。大前研一氏だ。彼によると、アベノミクスが成就するためには今の1万円札の価値が5000円となる“新貨幣”を発行すれば、1700兆円と言われる借金は200兆円まで減って、国家の財政は安泰となるというのだ。もっとも、そんなことは今の日本で行えることではないが、もっと現実的な方法として“極端な円安”に導くことが出来れば、実質的に借金は減っていく。だからこそ日銀は大規模な金融緩和を行ったのだが、困ったことに世界各国が“自国の通貨安”を望み始めたために頓挫してしまった。ところがここにきて、予想外のトランプ大統領誕生で一気に円安が進み始めた。実は“円”だけでなく、世界の通貨が大きく動き始めている。どこに向かうのか予測がつかない。けれども、確実に“世界の通貨の動き”が一変し始めたことだけは間違いがない。
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