スマホの登場以来、漫画雑誌が売れなくなって現在は多くの雑誌が危機状態にあるらしい。そうか、漫画家さんたちも大変なんだなと思っているとき、ちょっとしたエッセーと一緒に描かれている“蛭子能収氏の漫画”を見た。この人のマンガ、相変わらずヘタクソ。でも“お話し”の方は、ほのぼのとしていてとても良かった。タレントとしてもそうだけど、この人には「おにぎり」っぽい味がある。いつもは嫌だけど、たまに見ると、なんとなくホッとするのだ。それは「こういう人でも生きてていいんだ」という奇妙な共感力。素晴らしい庶民性。世の中って「1」+「1」じゃないなっていう安心感。近年、日本人は或る意味でスマートになった。若い男子を見ていると、俗にいう「イケメン」が多くなった。日本人って、こんなに整っていたのだろうかと思うほど、見た目の好い男子が多くなった。美女は世界中どこへ行っても“似たような雰囲気”を持っているが、男子は国によって相当ばらつきがある。けれども、世の中、徐々に“そういう垣根”が取り払われつつあるような気がする。なんとなく“自国の構造”のようなものが「顔」から失われつつあるような気がするのだ。そういう中で、蛭子能収氏のような“ほのぼのとした日本人の顔”は、なんとなく「おにぎり」を連想させるその顔は、その“ヘタクソな絵”とともに、必要性を増す。人は時々「おにぎり」を見て安心するのだ。それもシャレたおにぎりではない。幼い頃に食べたことがある“ごく普通のおにぎり”だ。ひょっとすると漫画雑誌が売れなくなったのは、若手の漫画家たちが上手くなって「おにぎり」のような“ヘタクソな漫画”が無くなってしまったからなのかもしれない。
アメリカのトランプ大統領が米国民に対し“関税収益”から、高収入の人を除いて全員に「2000ドル(日本円で30万円)」以上を支給する、と約束した。改めて、この人物は「すごいな」と単純 続きを読む
昨日、NHK党の党首である立花孝志(58歳)が「名誉棄損」により逮捕された。その「名誉棄損」を受けた本人は既に亡くなっているが、その遺族が6月に“刑事告訴”していたもので、やっと“ 続きを読む
「アメリカンドリーム」という言葉がある。文字通り「アメリカで夢を叶える」的な意味合いの言葉だが、この言葉につられて、どれだけの人が母国を離れているのだろう。そして、どれだけの人が「 続きを読む
海外のさまざまな観光地を旅行された経験がある方なら、だれでも感じたことのある違和感の一つに「歴史的建造物」や「遺跡」周辺と、それ以外の地域とでは明らかに“違う街”として扱われている 続きを読む
暦の歴史を調べると、いろいろと興味深い発見がある。その一つは、一年における開始時期についてだ。われわれは年初を太陽暦の“1月1日”に置いているが、歴史的には“そうではない時代”の方 続きを読む
昨年の12月だったか……「パーカーとか着るオジサン」論争というのがネット上であった。その時には、別にたいした興味も持たず「そんなことを言う女性が居るんだ」程度の認識だった。ところが 続きを読む
誰でも病気をすれば体力が失われる。その病気からは回復しても、体力そのものはすぐに戻らないケースが多い。タレントの壇蜜氏が最近久しぶりにTV番組に出たが、その頬肉が削られ、その目に眼 続きを読む
「姓名は“生命”に通ずる」と言ったのは、確か熊崎健翁氏だったような気がするが、文字通り「日本」が戦争に突入する気配が生じていた頃、俗に「熊崎式姓名学」とも呼ばれた“独自の理論”が急 続きを読む
11月4日にエジプトのカイロ近郊に出来た「大エジプト博物館」が一般公開される。この博物館は建設開始から13年が経って、ようやく完成をみた巨大な博物館だ。何しろ“東京ドーム”十倍に当 続きを読む
最近は少なくなったように思うが、昔はどこにでも「世話好きなおばさん」というのが存在した。特に親戚の世話好きなおばさんは、やたら、あれこれ、こまめに連絡をくれ、世話・面倒をみようとす 続きを読む