たまたま病院の待合室でTVの五輪中継を見ていたら、日本の女子選手たちの競技模様をダイジェストで伝えていた。その中に「女子ホッケー」と「女子バスケットボール」の映像があった。「女子バレー」や「女子サッカー」については誰もが知っているが、ホッケーとかバスケットボールは“男子のスポーツ”と勝手にイメージしていた私は、女子の部門もあって、しかも日本からも“女子競技”に参加していた選手たちがいたことに驚いてしまった。そうなのだ。人気のあるスポーツの映像は何度も流すが、こういう“マイナー競技”は滅多にTVで流さない。せっかく“日本代表”となって「リオ五輪」に参加しているのに、しかも、そんなに“弱くない”のに数秒間のダイジェストだけで終わらせてしまう。だから多くの人は見逃していて、誰もオリンピックに参加していた“女子競技”だと思わない。けれども、彼女らにも家族がいて、友人がいて、恋人がいるかもしれない。マイナーな女子競技であればあるほど、強化費用も乏しく、支援者も乏しく、練習時間も十分に与えられない。そういう中で“世界に参加する実力”を磨き、日の丸を背負って“晴れの舞台”にやってきているのだ。もう少し“映像を流してあげる”配慮があっても良いのではないだろうか。それにしても、こういうマイナー競技は、どうやって選手たちを育成しているのだろう。バレーボールやサッカーの場合、スポンサー企業があり合宿で強化練習に取り組むが、マイナー競技の場合、そういう資金はどこからも出ていないはずである。そういう中で必死に練習して“晴れ舞台”で競技しているのに数秒間のダイジェストではあまりに寂しい。それでも日本のどこかで、こういう“マイナーなスポーツ”で汗を流す女子たちがたくさん出てきたことは、なんと明るくすがすがしい現象ではないだろうか。
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