西洋には「金持ち喧嘩せず」という“ことわざ”がある。確かに一部の例外を除けば、本当の“大金持ち”はケンカをしない。近年の日本人は表立ってのケンカは少なくなったが、その分ストレスとして溜め込みがちで、何となくぎすぎすした状態が作られやすい。これは日本の経済状態と無関係ではない。一応、生活は何とか保っていけるが、余裕ある経済状態の人達が少ないのだ。そういえば、ここにきて欧州では経済問題からの対立が多くなった。“心の豊かさ”にはいろいろな意味合いがあるが、心に“奥行き”があれば、人は相手を“許せる”もので、そういう意味での豊かさは“ぎすぎすしない日常”を授けてくれる。臨時国会の延長によって「TPP」や「年金改革」と共に、通称「カジノ法案」成立の可能性が出てきた。前にも記したがカジノ王国マカオでは、カジノの収益で潤った結果として国民全員に余剰金が配布されている。早い話、外国人が使ってくれたギャンブルのお金をみんなに回しましょう、という話である。かつて貧しい国の一つであったマカオは、こうして“豊かな国”に変わった。よく「お金」を“悪者”のように扱う人がいるが、儲けを平等に分け与えるなら、それは人々の心に“許し”を与えて、少なからず相手を受け入れる“心の余裕”を生むものなのである。かつかつとした生活の中では、ちょっとしたミスとか不備とかでも“ケンカの種”になったりする。世界中、貧民街は“怒号と取っ組み合いのるつぼ”である。そういう意味で「カジノ法案」の成立を目指すことは決して悪いことではない。日本には元々“パチンコの文化”があるのだから、新しい時代に向けた“華やかなエンターテイメント”としてのカジノ王国を目指せば良い。ギャンブル依存症を防ぐためには、日本人の場合に限って過去履歴からの入場制限をかける。また無料でも遊べる施設を多数設けてドバイやマカオに負けない“ファンタスティックな世界”の実現を目指せば良いのだ。
われわれはどうも「合同結婚式」というと良いイメージを持たない。それは韓国などで行われて来た宗教的な「合同結婚式」を思い浮かべるからだ。けれども、宗教ばかりが合同で結婚式を執り行うと 続きを読む
アメリカの「大統領就任式」は、いろいろな意味で興味深かった。その中でも、わたしがもっとも興味深く感じたのは“100の大統領署名”という奴だ。一言で言えば、就任したばかりの大統領が1 続きを読む
最近、N党の党首・立花孝志氏の“お騒がせ”が多い。1月18日に兵庫県知事の問題を追及していた百条委員会の主要メンバーであった竹内英明氏が自殺した。そのことに対して、本来なら何の関係 続きを読む
多くの人に“夢を与える仕事”として、マジック界のプリンセス天功氏は世界を舞台に活躍してきているが、その結果として“莫大な財産”を得た。ところが未婚のまま、子供もなく、スケジュールに 続きを読む
消費者庁が、年間50万トンも発生する「食品ロス」の削減に向けて、販売期限を超えた“弁当”や“サンドイッチ”や“スイーツ”などを店舗から半径350メートル以内に暮らす“生活困窮者”に 続きを読む
一時期、マスコミやネット民から“バッシングの嵐”を受けていたのが「小室圭氏の母=小室佳代氏」だった。日本の皇室と“その関係者”は、わたしなどから観ると“自由の乏しい大変な職務”だと 続きを読む
多くの人たちが同じような体験をしているに違いない。どこに仕舞ったのか解からなくなって、それを見つけ出すため“モノ”を探している時、本来の“探し物”とは全然関係がないのだが、思わぬ「 続きを読む
東京や大阪など都会の中心地域での「超築浅マンション」の転売が活発化している。しかも、その転売価格が「高すぎる」のだ。昔から「不動産投資家」と呼ばれる人たちは居て、築浅マンションの転 続きを読む
今年も中華圏(中国とその関係国)においては1月29日から「春節」が始まる。その第一歩として昨日から「春運」がスタートした。これは中国国内の交通機関を「正月用の特別態勢に切り替えるこ 続きを読む
地球温暖化で気温が上がっている……という神話は、いつの時代だったか。台湾では予期せぬ寒波の到来で死者が続出している。今年に入ってからだけで437人もが“寒さ”に身体が適応できず亡く 続きを読む