昨日も東北地方で地震があり、津波警報が出た。東日本大震災で被害の大きかった地域の人たちは、嫌でも“あの時”を思い出したに違いない。幸い今回の被害は少なかったが、“自然災害の恐怖”を改めて感じずにはいられない。どのような自然災害でも「運」と呼ばれるものが背中合わせにある。普段どんなに「運」というものに対して否定的な人であっても、予期せぬ形で訪れる自然災害に関してだけは「運・不運」を否定できない。どんなに計画的に生きようと思っても、われわれの人生には“予期せぬ出来事”が起こることがある。こんなはずではなかったのに…と嘆いても、“予期せぬ出来事”が生活の中に侵食し、人生の歯車を狂わせていくことがある。そういう時、人は初めて「運」というものの“魔力”に驚き、神・仏の存在性を心から願うのだ。つまり、われわれが本当に“神・仏を発見しようとする”のは、予期せぬ不運や災難に遭遇した時なのである。人知ではどうしようもない状態の時、人は“人知以上の力”、或いは“奇跡の出現”を願うようになる。実際、そういう時に“何か”が救ってくれた体験をしてきている人は多い。私自身、海で溺れた時にも、車で跳ね飛ばされた時にも、地獄谷で滑り落ちた時にも、眼に見えぬ“救いの手”が差し出されていたような気がする。不思議と“自分の生命”に関しては、何かが守ってくれているような気がしてならない。私は今年“義母”を喪った。今から40年前に“実母”を喪っているが、その時から私の本格的な「占い師」としての人生が始まった。なぜか背中を押されるように「占い師」の看板を依頼し、新聞や雑誌広告を出して、プロとしての第一歩を歩みだしたのだ。今となっては、なぜあの時「占い師」をスタートしたのか、本当のところ思い出せないのだ。もしかすると事故で“実母”を喪ってパニックだったのかもしれない。今だったら、とても恥ずかしくて…。
ときどき自分は「違うなあ」と思うことがある。先日、何かのTVを見ていた時、多くの人たちが“他人の眼”というものを必要以上に気にしながら暮らしていることを、今更のように知った。わたし 続きを読む
2013年に一度引退しているフィギュアスケートの織田信成選手が大阪大会で総合228.12点で11年ぶりに優勝した。もちろん、彼の素晴しい努力のたまものと言っていいが、それにしても、 続きを読む
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「ブルータス、お前もか…」という名言を吐いたのはローマ皇帝シーザーだったと思うが、そういった感じの印象をマンション情報雑誌『SUUMO(スーモ)』が来年3月で休刊すると知って抱いた 続きを読む
女優の橋本環奈氏に“パワハラ疑惑”報道が出ている。そして、それを追いかけるように事務所社長から異例の“不正確報道”声明が出てきた。本人の名誉のために、事務所社長自らが「パワハラなど 続きを読む
今から28年前にも“似たような災害”があった。その時には87人が死亡した。今回は現在までの報告だけで72人の死亡だが、実際にはもっと増えていくに違いない。スペイン東部バレンシア自治 続きを読む
選挙前に、マスコミは耳にタコができるくらい「裏金」「裏金」と騒ぎ、その結果が功を奏したかのように与党は大敗した。ところが、今になって“怪しい雲行き”が生じてきている。結果全体で視れ 続きを読む
近年、各地で書店が続々と姿を消している。都会はそうでもないのだが、地方都市などはじわじわというペースで“その地域から撤退”という形に追い込まれて来ている。つまり「本屋さんのない街」 続きを読む
選挙の結果は、予想以上の与党の惨敗、野党の大勝という結末となった。野党が全体的に得票数を伸ばしたが、実際に集計結果をよく見て観ると、同じ野党でも比率的に“もっとも票を伸ばした党”は 続きを読む
ここ15年の内で、最高の離職率なのだそうだ。21年度に“新卒”として入社した人たちの離職率が34.9%になった。つまり、学校を出て社会人として“会社員”としてのスタートを切っても、 続きを読む