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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「借りる・貸す・買う・売る」家トラブル急増


家の貸し借りや、家の売り買いに関する事件やトラブルが増えている。昨日も西東京市内のアパートで“殺人未遂事件”があった。その部屋の住人である66歳の容疑者が“立ち退き交渉”に来ていた家賃保証会社の男性社員を刃物で刺して重傷を負わせたのだ。この容疑者は3か月以上家賃を滞納し、昨日は「立ち退き予定日」であったようだ。詳しい事情は分からないが、無職だというこの容疑者に“立ち退き”を迫れば、抵抗するのは目に視えている。立ち退き先がないからだ。それでも家賃保証会社に勤めていれば、説得し、多少、強引にでも出ていってもらうしかない。この場合、今後どうすべきか、その男性について役所まで行く……などの世話を惜しむべきではなかった。だれだって、住むところが無くなれば、すさんだ感情になる。だから説得交渉も時間をかけて行うとか、役所までついてって上げるとか、そういう世話面倒も、事情によっては保証会社の仕事となる場合がある。それを“突き放せば”どうしても感情的になる。退去を迫られた無職男性は、もしここで自分が相手を刺せば、自分は“殺人未遂犯”となって掴まる。たぶん“懲役十年”とかの重い刑を与えられる。彼は66歳だ。あと十年とか十五年とか刑務所で暮らせば、そろそろ寿命が尽きる。つまり、それまでは“ねぐら”が与えられるのだ。実際に、そう考えたかどうか、本心は判らない。けれども、そう考えたとしても不思議ではない。近年、住居を借りるのも、住居を買うのも、そう簡単ではない。特に、このところは物価上昇が止まらず、それも作用して、借りる場合の家賃も徐々に高騰している。もちろん買う場合のローン金利も徐々に高騰している。その一方で、借りてもらう側のオーナーや不動産業者も、買ってもらう側のオーナーや不動産業者も、建築資材の高騰とか職人さんたちの賃金の上昇とか、管理費の問題とか、大規模修繕費の上昇とか、さまざまな問題が浮上してきている。家は暮しの第一歩で、それが安定しないと、すべてが安定できない。徐々に徐々に日本の“住居問題”がきしみ始めている。
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