加害者であることの自覚、被害者であることの自覚、その両方がない事件というものが稀にある。警察に「不審者」の通報が入る。署員がいくと、真夜中のビニールハウス内に怪しい人影。問いただすと「修行中です」との答え。真冬なのに上下のスエットのみ、コートもなく、バックもなく、何一つ持っていない。修行中なのだが寒さに耐えられず、暖を取るため、ビニールハウス内に入ったということらしい。十代半ば。何んと丸刈りの少女。これはますます怪しい。ということで詳しく事情を聴くことに…。そこで語られたのは何とも奇妙な話で、少女は本気で「闇の中を見る修行」をしていたらしい。なぜ、そんなことをしているのかと言えば“霊能力者”になるためだった。う~ん、待ってくれ。実は、母親から勧められての“霊能力者入門”。母親が信じ切っている霊能力者のお宅で、住み込みでの修行中。丸刈りは「修行に集中させるための行為」として、暴行ではないと霊能力者(?)は主張している。う~ん、困った。だから少女は通っていた高校も止めてしまった。種々な“修行”によって、腕には傷が残っていた。青森県おいらせ町の警察としては仕方がないから、その傷と丸刈りを“暴行”として自称・霊能力者と、その信者である少女の母親とを昨日逮捕した。被害者の少女は、しかし、被害者としての自覚はなく、自分が寒さに耐えられず、ビニールハウスに入ったことが、結果的に先生と母親とを“悪者”にしてしまったという思いがある。何しろ、本気で「闇の中を見る修行」をしていたのだ。う~ん、三人とも重症。一時期、この手の宗教団体が流行していた。集団催眠のような状態で、奇怪な行為でも、正しいと信じて行うようになる。「闇」は見えない方が良い。「霊」さんには早く“あの世”へ行って、大人しくしていてほしいものだ。
オーストリアを代表する画家の一人グスタフ・クリムトの「リーザ―嬢の肖像」がオークションにかけられ、約50億円で落札された。この作品は100年間の間“行方不明”となっていた作品で、死 続きを読む
民間団体による調査の結果、全国の約4割に当たる744の自治体が2050年までに消滅する可能性がある、ということを伝え驚きを集めている。この調査では20歳から39歳までの若年女性人口 続きを読む
昔からアーティストやアスリートの中には“わがままな奴”というのが居る。特に世界的な人気を誇るアーティストには通常だったら許されないようなことを平気でする“厄介な奴”も少なくない。そ 続きを読む
繁華街において数年前から一気に増えてきているのがホストクラブだ。増えてきたということは、そこに通う女性たちの数も増えてきている証明と言える。そして、そのことが二つの状況を生み出して 続きを読む
中国ドラマなどを見ていると、現代の中国は男女は“対等”のように描かれているが、実際にはまだまだ男性優位社会であるようで、特にそれが顕著なのが“性生活”にあるらしい。日本の美容整形外 続きを読む
4月4日に演劇の練習中、突如倒れて救急搬送された韓国の女優チュ・ソンオク氏(38歳)は、その5日後になっても意識が戻らず脳出血による「脳死」と判定された。家族は本人が生前望んでいた 続きを読む
京都大大学院の梅野健教授らの研究でマグニチュード6.0以上の地震の場合、その発生1時間前に地表から約300キロ上空にある「電離圏」において、電子の数が変化する現象を突き止めた。既に 続きを読む
日本も中国も「少子化問題」を抱えているが、そうは言っても、とりあえず「亡国」というほどの心配はない。ところが韓国は違っている。同じように少子化問題を抱えているが、もっと深刻で、ほん 続きを読む
わたしの勘ではインドネシアの噴火が良くない前兆だった。案の定というか、愛媛・高知で震度6弱の地震が起こった。だいたい元旦に“大きな地震”が起こるということは、今年はそういう“予期せ 続きを読む
宗教というのは、本来は“平和”の象徴とされるが、時としては“テロ行為の標的”となることも珍しいことではない。4月15日にシドニーのキリスト教会で、礼拝を行っていた司教が15歳の少年 続きを読む