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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「社民党」担ぎ出すなら「もっと若い人」の方が


最近、見知らぬというか、聴き慣れないというか、政党が次々と誕生している。時代の変化は、当然、政界にも及んでいて、昔からの“弱小政党”はだんだん忘れられつつある。そこで…というわけでもないのだろうが、福島瑞穂氏だけの名か知られている「社民党」では今回の参院選の比例区にタレントのラサール石井氏を担ぎ出すようだ。ラサール氏に政治的な発言が多いのは知っているが、正直、どんな思想の持ち主なのかはよく知らない。ただ“この構図”から考えると、明らかに社民党側が、それなりの知名度を持っているラサール氏に「出馬要請した」と考えるのが妥当だろう。何しろ政党というのは、国会議員を何人所有しているかによって、或いは選挙の得票率が何パーセントあるかによって、政党として国から貰える助成金が異なっている。したがって、少しでも得票率の得られそうな人を擁立できるかどうかは“今後の政党の命運”が掛っているのだ。もっとも、ラサール石井氏がどれだけ一般に認知度があるかは微妙なところで、どちらかというと舞台が多い人だけに、あまり一般的な知名度が高いとも思えない。それに、わたしが大丈夫かと思うのは、彼の思想そのものの方だ。その考え方として、現政権に対して批判的なのは何となく解かるのだが、それが社民党の思想や政策とも共通しているのかというと、極めて疑問なのだ。もちろん、選挙に打って出る以上は“その辺の調整”はしているものと思うが、過去の発言なども合わせてマスコミ攻撃をかいくぐれるのか微妙な雰囲気ではある。社民党はどうしてもっと“若い人物”を擁立しようとしなかったのか。“古い政党”というイメージを拭うには“若くて生きの良い人物”を持ってくるべきだった。今回は「社民党」と同じように“崖っぷち”に立っている政党が他にもある。政党というのは、或る意味でアイドルと同じく“人気が命”である。投票してもらえなければ「政治家」から「ただの人」に墜ちて行ってしまう。昔と違って、いまはプライベートも含めて問題行為や発言があれば、すぐバッシングを受ける。昔のように、いったん受かったなら何年間も“安住の地”で居られる職業ではなくなった。タレントなどで顔や名が知られている人ほど、うかつな行動や発言は出来ない。今回は「国民民主党」のブームは早くも去って「参政党」が“静かなブーム”を巻き起こしそうな予感がある。ただ、この政党は一体だれが主役なのか、ほんとうのところよくわからない。アイドル投票なら、トップアイドル不在の政党で、その部分が弱点かもしれない。
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