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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「殺人衝動」という“謎の病気”をどうすべきか


昨日、さいたま地裁で女性二人を殺害した「承諾殺人事件」に対しての求刑が行われ、懲役13年の求刑が行われた。この事件は、あまり大きく報道されていないが、多くの問題を含んでいる。被告・齋藤純(32歳)は無職だが、最初から“殺人罪”で逮捕されたのではない。最初はエスカレーターの上昇時に女性のリックからスマホ機を盗み取った窃盗の現行犯として逮捕されたのだ。その後の取り調べて、余罪がないか警察官が自宅捜索を行ったところ、自室の中に頭蓋骨を展示してある箇所が見つかった。そこで、改めて取り調べたところ、十年ほど前の“承諾殺人”を供述しだした…という経緯なのだ。裁判過程の中で、被告は殺人衝動は「少年時代から有った」と供述している。それが強くなったのは、周辺の聞き込みなどを合わせると、実兄が交通事故で亡くなった辺りかと思われる。実際に同級生の首を刺そうとしたり、路上で女性を後ろから襲おうとしたりしている。同時に、このころから“本格的な引き篭もり”になっていったようだ。ここで注目すべきは、今回の事件は被告の自宅内で行われたと思われるのだが、年月が経過しているので、実際にはよくわからない。本人の供述では、自殺願望の強い女性とSNSで知り合い、自宅に招いて、自室の中で睡眠薬を使用して眠らせ、ロープで首を絞め殺害して、その後に身体をバラバラに処理して、頭蓋骨だけを標本のように飾った……ということらしい。その間の出来事について、家族は何も知らなかったようなのだ。確かに、完全な“引き篭もり”で家族との接触もほとんどなければ“暴れるタイプ”とは異なり、家族とも“関わりない状態”が保たれやすい。また“殺人”そのものに対して、本人の中に“通常の精神構造”が備わっていない場合、その後の暮らしにも、頭蓋骨を飾っておくくらいだから、何らの変化もなかったに違いない。その結果として、十年近くも、誰にも知られることなく、罪の意識に問われることもなく、普通に暮らし続けることが出来たのだ。これは或る種の“病気”以外のなにものでもなく、今回は懲役13年だが、それが済めば、再び同様の殺人衝動が生じてくる可能性が強い。こういう“病気”はどうすべきなのか、どうすれば“治せるもの(⁉)”なのか、おそらく何らかの機能さえ正常に戻すことが出来れば、まっとうな人生を送れると思うのだが、その“殺人衝動の抑制法”について、現代の医療科学は、お手上げ状態にあるような……。
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