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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「片っ端から喫茶店」を観て…いろいろと想う


わたしが最近よく見るTV番組なのかYouTube動画なのか判らないが「片っ端から喫茶店」という番組と「ごりやくさん」という番組とがある。前者の方は文字通り“喫茶店紹介番組”なのだろうが、実際には“寄り道”的な部分も多く、さまざまな地域の“昔からの店”などを巡る部分が面白い。最近は“カフェ”という表現を取ることが多い喫茶店だが、一時的には衰退したが、最近はレトロ的な雰囲気を“売り”として人気を取り戻している店も多い。この番組を観ていると、よくこんな場所で、こんな外観で喫茶店として営業しているものだな、と驚くような店も多い。特に関西は、わたしなどからすると信じがたいような商品陳列とか、共同販売とか、営業形態とか……平気で行っていたりする。特に私が驚くのは“居ぬきの店”をオープンしようとした場合に、前の看板とか屋号とかディスプレーとか“そのまま用いている店”の多いことで、同業種なら解かるが、まったく異なる業種や商品でも気にする風もなく、撤去もせず、改装もせず、そのまま始め出す店の多いことだ。時には、ぜんぜん異なる業種の商品を並べて扱っていたりする。ああいう腰の据わった無神経さには或る種、畏敬の念を持つ。少なくとも、わたしには出来ない。そういう点からいうと、もう一つの「ごりやくさん」の方は多分“神社紹介番組”で、すべてが“きちんと整理された”番組内容だ。こちらの方の何が良いのかというと、まず、区別を付けていないというか、すべて“同じ形式”で紹介していく。特に興味深いのは、その神社の由来とか特徴とか周辺のお店とか、或る種カタログ的な感じで紹介していることで、特に良いと思うのは、そこを訪ねるのが女性一人で一応、女優とかモデルとかなのだが、特に言葉を発するでもなく、会話をするでもなく、通常の“一人でお参りする形”そのもので行っていることだ。丁度ファッションモデルが、ショーの時に“洋服”が主役となるよう自らの個性を消すように、出演者はいるのだが、自分が神社巡りをしているような感覚を授けてくれるのが何よりも良い。人間臭さでいうと「片っ端から喫茶店」の方が圧倒的に興味深いし面白いが、その一方で“神様に近づける感”からすると「ごりやくさん」の方が圧倒的に勝っていて、結局、人は“その片方”だけで生きていくことは出来ない……ということを考えさせられたりする。
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