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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「本の魔力」何度も読むと“その人”が入って来る


「背後霊」という言葉があるが、実際には、その実態がどういうものか、よく解かっていない。なんとなく感覚的には解かるような気もするが、ほんとうのところは解からない。だれにもわからない。似たような意味合いで「転生」という言葉がある。これも、その実態がどういうものか、ほんとうのところはよくわからない。ただ、これらとは全く違うのだが“背後から支える”とか“自分に宿ってしまう”という感覚は、何となく理解できる。わたしは運命学的な研究を通じて、霊的なことはよくわからないが、それと似たような感覚を“味わう方法”は知っている。自分が好ましく感じる人、尊敬できる人、憧れる人、理想とする人……そういう人が書いた本を読む。ただ読むのではなく徹底的に読む。その中身を暗記できるくらいに何度も読む。何十度も読む。そうすると、その人が、いつの間にか「自分の中に入って来る」ようになる。同じ本を何十度も読むことで、その人が入って来るのだ。だから小説よりは自伝とかエッセイとかが良い。その人の特徴というか、個性というか、過去の出来事というか、考え方というか、そういうものが強く示されているような個所や一部分を何十回も何百回も読むのだ。当然、その内容は完璧に頭に入っている。こうすると“その人”が出て来るようになる。自分自身が何かを考える時、話す時、行動する時、必ず、その人が眼前に浮かぶようになる。こうなったらシメタものだ。霊的な背後霊については解からないが、日常的な自分の言動の中に“その人”が入ってくるようになれば、なぜか、その人が“窮地”にも出現するようになる。つまり助けてくれるようになる。むろん直接的に助けるのではないが、日常の暮らしの中で「こうしよう」とか「あの方がいい」とか、自分自身というよりも“その人の声”が感じられるようになる。そして、なぜか、これまでだったら、出来なかったことが、出来るようになる。まるで、その人が“手助け”してくれてでもいるように出来るようになる。そうして、だんだん、それがエスカレートしていくと、まるで“過去の自分”ではないような“言葉”を発するとか“行動”を起こしたりするようになる。謂ってみれば、丁度、AIロボットが自分の行動を教えてくれるような。、自分が言うべき言葉を囁いてくれるような“そういう感じ”で、自分の日常が変わっていく。こうして、本を何度も、何十度も、何百度も心を込めて読むと、その本を書いた人物が、自分の中に入って来て、自分よりも前に話したり、行動したりするようになる。文字通り“転生”してしまったような日常となる。そして、その本の著者と似たような人生を無意識のうちに歩み始めるようになる。生きながら“背後霊”を得て、生きながら“転生したかのような”日常に変わっていくのだ。
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