ソフトバンクの孫正義氏が“10兆円規模の投資ファンド”を立ち上げた。以前から予告していたことではあるが、本当に立ち上げてしまった。「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」で、昨年トランプ氏が大統領になった時、満面の笑みで500億ドル投資すると口約束していた姿が印象的だ。彼の場合は何でもそうだが、最初、誰もが耳を疑うようなことを公言し、多少きわどい部分を見せながらも、やがてはそれを実現していく。どんなに成功しても、決してそこで留まらない。そういう点では「偉大なる野心家」であり、とてつもなく大きい夢に向かってひた走っていく少年のようですらある。今回のファンドにはサウジアラビア政府系ファンド「PIF」が肩入れしている。そうでなければ実現しなかったファンドで、他にもUAEやアブダビ政府系、米アップル、台湾ホンハイ、シャープなども加わっての大所帯だ。だからこそ約10兆円という巨額ファンドが誕生したのだ。大体、彼は自分の傘下に人を集めるのが上手い。今やソフトバンク・グループなど全部で何千社に達していることだろう。とにかく、人も、金も、集めるのが上手い。彼によれば「これからゴールドラッシュが来る」のだそうだ。ただ、このファンドが英国に拠点を置き、文字通り“世界を巻き込む形”で“「IOT」や「AI」の世界”の急成長を促そうとしていることだけは間違いがない。そういえばかつて孫氏の豪邸が週刊誌に掲載されていたことがある。もっとも外観だけであるが、それ以外の資産家たちの豪邸も掲載されていたが、その圧倒的なスケールと美観で他者を寄せ付けなかった。まさに「帝王の家」という印象を持ったものだ。もっとも、本人は忙しくて家に居ることなどないのではないだろうか。大昔、ソフトバンクの株を最高値で購入して財産を失ったという女性を占った時、全財産を失ったのにもかかわらず「あの人は絶対、世界を動かすような人物になるわ」と彼の魅力を私に説き続けた。彼女と同じように、彼に“魔法”を掛けられた投資家たちが、今回も、吸い寄せられるように集まったのだ。
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