不思議な国「日本」。何しろ“形の無い”通貨=「仮想通貨」を沢山の人達が持っているのだ。何んと世界一。その一方で、実際に支払いに使用しているのは圧倒的に“現金”。それを証明するデータが公表された。日本、中国、アメリカ、ドイツ、この四か国を対象にした“キャッシュレス”の調査だ。対象は街を歩く18歳~64歳までの人達。外出時の買い物や飲食などでの決済時に何を用いているのか。「現金」との答えが最も多かったのは、おそらく「日本」だと考える人が多いと思うが実は「ドイツ」66%が“現金主義”だ。日本は63%で少しだけ少ない。スマートフォン決済を好むのは中国が圧倒的で44%。一つには“偽札”などの多い中国では、国を挙げてスマホ決済を推進させているからだ。それにしても、ちょっとした買い物にもスマホを差し出そうとする中国人の感覚がいまいち理解できない。実際、日本での調査ではスマホ決済をするひとは、まだ2%にも達していない。極めて少数派なのだ。私は今から20年くらい前、初めてフィリピンへ行った時、デパートで現金を差し出そうとすると“カード決済”を要求され、驚いたことがある。日本のように国民全体が“平均的に進んでいく国”と、その先端を行く人たちだけが、いち早く最新のモノを取り入れる国と、世界には明らかに“二つの国”が存在する。ところでアメリカはどうなのかというと、VISAカードなどのデビットカードを使う比率が最も多い。ただ31%で、一つに固まっていない印象を受ける。日本人はカード決済は少なく1%にも達していない。確かに、カード決済は日本人の場合、通販の時か、または十万円以上の高額商品の時か、どちらかでなければ使わない気がする。結局、日本ではまだまだ現金が大手を振って使えそうなので良かった。
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