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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「平等」って、何?


世の中には何事も「平等」でなければ気のすまない人たちがいる。だが、現実には「平等」なんてものはあり得ない。「平等」というのは“看板”であり“見せ掛け”である。だから、そこに手を突っ込んじゃいけないのだ。ところが、どうしても「平等」というものが“存在している”と錯覚する人が後を絶たないので、いろいろな悲劇が始まるのだ。例えば東京メトロなどの電車で「女性専用車両」があって、そこに“男女平等の精神”から男性たちが乗り込み、それを女性達が咎めて、結局、電車の発車が遅れる事態となった問題。一言で言えば「なんか変」。まあ、乗り込む方も乗り込む方だが、出て行けという方もどうかしている。たまに“へんなの”が紛れ込んで来たって良いじゃない。というか、私は昔、間違えて、実際に乗り込んでしまったことがある。その時、車内はすいていたので、何の躊躇もなく空いている座先に座った。そうしたら何人かの女性の視線がいっせいに私に向けられた。私は何なのか、まだ気づかなかった。そして、何となく車内を見回してハタと気付いた。ただ気付いたが、そこで立つのも面倒だったので、下りるところまで乗っていた。最後まで“ここをどこだと思っているのよ”的な視線で見つめていた女性が一人いたが、口には出してこなかった。それ以降、やはり、私は“嫌な思い”をしたくないので気を付けている。そういう間違いって生活のなかでよくあることで、誰にも直接的に迷惑をかけたわけではない。まあ、気付いた時点で「申し訳ありませんでした」と大きな声で言って立ち去るべきだったのかもしれないが、それも「なんか変」。結局、日本語の読めない外人とか、最近だと“女装している男性”とか、“心は女だ”と言い張る男性とか、男か女か判然としていない3歳くらいの男児とか、同じように男か女か判然としなくなった80代以上の老人とか、いろんな人もいる。それに、こんなことを言うと叩かれそうであるが、男性側からすると絶対、痴漢とかの対象から外されそうな女性が「私は女よ」と、誇らしげに車両を陣取っていたりする。「なんか変」。とにかく、世の中「平等」なんてないので、その点で争うのは止めた方が良いかなと…。

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