その事件は今年4月18日の夜に起こっている。東京大田区の京浜急行「天空橋駅」のエスカレーターで起こった。20代の女性がエスカレーターを利用していた時、その背後に居た男からスカート内部にスマホを差し伸べられ盗撮されたのだ。女性は気付いていたが、安全のためエスカレーターを上がりきったところで「撮ったでしょう。警察に電話しますから」と言って110番通報しようとした。ところが、困った男は女性の手から携帯を奪い取ろうとした。揉み合いとなったが、男の力は強く、女性から携帯を取り上げると、それを走りながら遠方へと投げ捨てたのだ。そのまま男は走り去った。もちろん、女性はすぐ近くの警察に飛び込んでいる。こうして始まった痴漢捜査だったが、防犯カメラの分析を重ねて、とうとう三か月以上かかって7月28日に犯人が逮捕された。その犯人とは、世間を騒がせた「紀州のドンファン殺人事件」で、その容疑者を捕まえるため、当時、東京に派遣されて「張り込み捜査」を行っていた和歌山の刑事・讃岐真生(35歳)であることが判明した。つまり「盗撮の痴漢犯人」が、和歌山からやって来ていた“殺人事件の捜査員”だったのだ。しかも、彼の上司が「東京には防犯カメラが無数にあることに気付かなかったとは刑事として失格」などと述べている。冗談じゃない。問題は、そこじゃない。刑事としての問題ではなく、人間として「盗撮」だけならまだしも、それに気付かれ、証拠隠滅を図って形態を奪い取り、投げ捨てて逃亡したことにある。もちろん、仕事(張り込み捜査)とは何の関係もない。刑事としての前に、人間として“許されない行為”の連続なのだ。さらに彼の上司の発言は、理解に苦しむもので「防犯カメラさえなければ…」という風にも聴こえるではないか。とんでもない捜査員たちなのだ。そういう人たちが「思い込み」から逮捕したのが“ドンファンの元妻”須藤早貴容疑者なのだ。彼らは容疑者が“覚せい剤の売人”と接触した可能性が高いと言っている。位置情報から割り出したとしている。確実に「売り買いした」という証拠でも、証言でも、電話記録でもない。それは当時、彼女が主として暮らしていた東京ではなく和歌山だった。一般的に言って、そういう“危ないモノ”は雑踏でのやり取りが基本なはずで、わざわざ雑踏の多い東京ではなく、人目に付きやすい和歌山で行うこと自体が不思議である。彼女は派手な容姿なので、田舎では人目に付きやすいのだ。それに、おかしいことはたくさんあって、例えば故人が仮に“二人だけの時”に飲まされたとするなら、二階に上がってしばらくして“身体に異変”が生じたはずである。ところが、お手伝いさんが戻ってのちにも、二階から何の反応もしばらくなかった。お手伝いさんとは何十年来の関係で気心も知れている。何らかの異変があったら、それを知らせたはずだ。戻ってのち、2時間ほどは生きていたはずだから…。
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