「昔は良かった」というのは“お年寄り”の定番である。そう感じるということは、自分も“そういう領域”に入った紛れもない証拠なのかもしれない。とにかく近年はそれを感じさせられるケースが多い。何よりも感じるのは“ぎすぎす感”である。いろいろな意味で人々の“余裕”というものが失われてしまった。「世知辛い世の中」という表現があるが、まさにそういう状況が世間全般に生まれつつある。そうさせてしまったものは“情報の共有”なのではないかと私は思う。誰もがみんな“似たような知識や情報”を持っている。似たような“生活パターン”を持っている。しかも、それは日本ばかりではなく、世界中がそうなってしまいつつある。知識や情報の共有や、生活パターンの一律化は、人間として元々備えている“泥臭さ”のようなものを失わせる。つまり“コンピュータ化”させてしまうのだ。そして一番良くないのは“世代的な未来”がシミュレーションできてしまうことだ。それも、さまざまなパターンとして“見せつけられて”しまう。世の中には“知って良いこと”もあるが、“知らない方が良いこと”もある。その選択ができないのだ。否応なしにシミュレーションさせられる。現代は「かくれんぼ」ができない。幼いころ、誰もが行っていた「かくれんぼ」が今は出来ない。いやでも情報が駆け巡っていて、すぐに見つかってしまう。大自然を駆け巡りながら、見知らぬところにひっそりと身を潜める“かくれんぼ”ができない。だから“ひきこもる人たち”が多くなるのかもしれない。いろいろな生活、いろいろな生き方を認める時代は、どこへ行ったのだろう。
最近、どうも「世界」というのは、日本の“昭和の繁栄期”を理想としているような…そんな気がしないでもなくなっている。昭和の繁栄期と言っても、昭和の“バブル期”を指していっているのでは 続きを読む
わたしがタロットというものを最初に手にしたのは…いつの頃だっただろう。十代だったことは間違いないが、正確に“何歳”というところまで思い出せない。とにかく、その頃からずっと、タロット 続きを読む
わたしは基本的に“流行を追う”タイプではない。日本人は世界的に観ると、比較的“流行に敏感な人達”が多い。例えば「靴」だ。わたしは子供の頃から現在まで、一度もスニーカーを履いたことが 続きを読む
人は誰でも、自分の中で“打ち消したい過去”とか“言えない秘密”とかを持っている。どんなに順調な人生を歩んできたように視える人であっても、それはあくまで表面上であって、その人の内部で 続きを読む
世の中には“ムダな才能”が著しく発達している人がいる。たぶん、この人物も本職は「税務署員」だったのだが、それよりも「競艇の予想屋」としての才能の方が、より優れていたに違いない。なに 続きを読む
世の中には“怪しいモノ”がいっぱいある。特に「儲かる」と謳うものには、そういうたぐいのものが多い。不動産小口化投資商品の「みんなで大家さん」の運営会社が、今季の営業利益が65億円の 続きを読む
「仕事」でも「結婚」でも「老後」でも、やたら“倖せの条件”を持ち出す人がいる。雑誌記事の中で、54歳の公務員男性がファイナルシャルプランナーに“老後の相談”をしていた。その男性は妻 続きを読む
最近は、どういうものか“キン肉マンブーム”で、ジムに通って身体を鍛えている男女がことのほか多い。まるで、そうすることが“一つのステータス”であるかのように思い込んでいる人たちもいる 続きを読む
わたしは前から最近のドル円相場で“円安が進んでいること”は、俗にいう「投機筋」などではなくて、ごく自然な世界情勢の変化がもたらしていることだから、政府・日銀がアメリカと協調して為替 続きを読む
アメリカが最初に言い始めたことだが、最近はどの国でも「自国ファースト」が当たり前になっている。自分の国の人達を優先する。当然と言えば当然のことなのだが、最近は「日本」でも“この種の 続きを読む