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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「ごようきき」制度を復活させる手もあるが……


大昔の記憶をたどると「ごようきき」という人たちが近所を廻っていた。いつの頃からか、そういうものを見なくなった。もっとも、現代も似たような制度はある。その一つは“トドック”のようなカタログ販売方式の食料品や日用品の購入。或いは地方に視られる“移動販売車”による新鮮な食料品や日用品の購入。最近は通販のアマゾンなどでも、食品類や日用品類をスーパーとの提携で届ける方式を採用している。したがって、基本的にはデパートやスーパーやコンビニが近くになかったとしても、食料品や日用品の購入に不便を感じることは少ないはずであるが、内閣府などの調査によると、高齢者の4人に1人が「買い物難民」になりつつあるらしい。わたしのような贅沢者は近隣6分以内に“三カ所のスーパー”が存在する地域に暮らしながら、徒歩1分くらいの距離にコンビニやスーパーがないことを不便に思ったりするが、ほんとうの「買い物難民」と呼ばれる人たちの多くは、近くに店自体が存在しない地域に暮らしているケースが多いようだ。或る調査によると、75歳以上の買い物難民は62%も居て、その多くは戸建てに暮らす独居世帯であるらしい。ここで私が注目したのは、数でみた場合には圧倒的に大都市の近郊に暮らしている高齢者たちに「買い物難民」が多いことだ。考えてみると、高齢となって車を運転することも難しくなってくると、郊外の戸建て住宅というのは不便以外のなにものでもない。昔は、高齢者が独り暮らしをすることは少なかったので、買い物は「若い人たちがしてくれる」というのが普通であった。ところがいまや75歳以上の高齢者は独居世帯が圧倒的に多くなっている。大都市の場合、どうしてもスーパーとかコンビニとかはマンションなどの住宅密集地域に多く、戸建ての住宅地域には乏しいのが普通だ。地域によっては食料品の移動販売車が来る。或いは大型スーパーなどを循環する無料送迎バスを提供している街もある。ただ、そういう福祉地域はまだまだ少なく、昔から戸建て住居に暮らしている独居世帯の住人には周りから干渉されるのを嫌う人たちも多い。結局、そういう人たちのことも考えると、大昔の「ごようきき」のような制度を行政が補助して提供してあげることが、もっとも効率的なことなのではないだろうか。やはり福祉に金を投じるなら、多少偏りは生じるかもしれないが「ごようきき」制度復活で“高齢者が生き生き暮らせる”形を整えていくことが、日本の将来像としても有効なような気がする。
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