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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「にっぽんの歌」が「紅白」を視聴率で抜く⁉


12月31日に放送の「NHK紅白歌合戦」がテレビ東京系「年忘れにっぽんの歌」に、視聴率で抜かれる日がやって来るという話だ。もちろん、今年ではなくあと7年くらい先の話だ。ちなみに昨年は「紅白」の方が34%で「にっぽんの歌」の方は8%である。したがって、今年すぐの逆転など有り得ないが、徐々に猛追していくことは間違いがない。もしもNHKの視聴率が30%を下回ったなら「紅白歌合戦」という番組自体の“あり方”が問われることになるだろう。なんといっても今年は“紅白の人選”に対する前評判が良くない。若い視聴者たちに“媚び過ぎた人選”との受け止め方が多い。韓流のメンバーがあまりに多いこと、ジャニーズ系のメンバーも多いこと、一応“白組”とか“紅組”とか、分かれているが、その名前だけではどちらなのか、わからない歌手も多い。たとえば、BE・FIRSTとか、Aimerとか、Vaundyとか、JO1とか、IVEとか、緑黄色社会とか、どれが“白組”でどれが“紅組”なのか、あなたには解かるだろうか。それに、どういう歌を歌っているのか問われても、なかなか答えられない。もちろん、時代は常に流れているのだから、今年流行った歌、注目の楽曲や歌手を取り入れるのは当然のことなのだろう。だが、TV番組で“歌番組”というものが減ったせいもあり、歌手の顔に“馴染み”というものが無くなっている。一つには単独で歌う歌手があまりに少なくなったせいもある。昔「紅白」が好まれたのは、一つには“馴染みになった顔”が沢山出るからだった。TVに毎日のように出ていて、何となく“身近に感じられる歌手”が沢山、その年の終わりに出てきた。だから「今年は、こういう年だったな」との実感が持てた。けれども、見知らぬ人ばかりが多数出て来て、聴いたことのない歌を歌われても「ふ~ん」と思うだけである。そういう番組を長時間見せられても、家族全員でのんびり視聴できないのは考えてみれば解ることではないか。そこで高齢者たちを中心として「にっぽんの歌」に切り替える人々が多くなってきたのだ。もちろん、こっちはこっちで“問題”がないわけではない。若い歌手が全くいないのだ。もう少し“若いメンバー”も加えてやるべきだろうと私などは思う。出場メンバーには高齢者が多い。86歳の北島三郎、83歳の畠山みどり、77歳の梶光夫、77歳の三沢あけみ、76歳の美川憲一、75歳の千昌夫、74歳の瀬川瑛子……といった面々だ。逆に若いのは33歳の大江裕、38歳の丘みどり、39歳の山内惠介、44歳のDAIGOといったメンバーだ。なぜか、ロックのDAIGOが入っている。要するに高齢者たちに好かれる歌手ならOKということなのだろう。わたしは「紅白」にも「にっぽんの歌」にも出ていないフォークソングの歌手たちや和製ポップスやニューミュージックの歌手なども加えて行けば、文字通り「にっぽんの歌」として誰もが聴きやすい夜となるような気がするのだが……。
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