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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「アナウンサー」と「芸能人」の微妙な境目⁉


テレビ東京の田中瞳アナの投稿が波紋を呼んでいるようだ。彼女がスタッフたちと一緒にサッカーのサポーターたちを取材していた時、直接かかわりのないサッカーファンとか女子アナファンとかが接近して来て私物などに手を触れたり、一緒にカメラ撮影をしようとしたりしたという。そこで、彼女はその経緯を述べたうえで、或る程度以上の接近に関して「控えて欲しい」旨の投稿をしたという。それに対して「事件などの取材では、被害者などの心情にはお構いなく、土足で踏み込んだ取材をする記者やリポーターが居るのに、こと自分たちが接近されるのは拒絶するのか」という反論や、アナウンサーのデビュー当時は“庶民派”として「自ら積極的に人中に入り込んでいたくせに、いざ、女子アナとして地位が確立されると“接近拒否”なのですね」といった反響が寄せられているという。なかなか難しい問題だ。確かにTVのリーポーターとは限らないが、災害や事件の被害者たちに対して、執拗に質問し続ける記者たちがいる。TVカメラが同行していると、その質問を受ける側も、極端な拒絶反応を示せない。また外出時のアナウンサーやリポーターには、芸能人顔負けの“庶民派”や“体当たり型取材”を試みる者もいる。特に若い女子アナの場合には、そうやって人気を獲得していった女子アナもいる。さらに、その延長ともいうべき、フリーとなって、役者転向する者や、二刀流で多数のバラエティー番組で活躍する者もいる。現代は、そういう点で「アナウンサー」という職業は、時に芸能人の“予備軍的な存在”とみられても仕方がない時もある。ただ、それにしても“街角取材”をしているか、プライベートなのか、その“中間ともいうべき時”なのか、遠目であっても、視る側から観れば大体は判る。それに応じて、接近度を測るのが賢い視聴者というものだ。またTVに限らないが“取材陣”という立場にあるからといって、災害や事件の被害者、また加害者家族であっても、どこまでも踏み込んで良いという法則はない。人には、それぞれ、その人によっても“垣根とする領域”が異なり、たとえば私のような常に誰に対しても無防備な者もいるが、そういう人は少ない。多くの人は“自分の垣根”を超えてくる人に対して“心の中の銃弾”で身構えているのだ。
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