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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「夢」程度じゃ我慢ができない「異食症」‼


世の中には“変わった病気”がいろいろとある。9月27日にインドの病院で行われた手術は、その“変わった病気”の典型ともいえる患者に施された手術だった。その結果、手術は見事に成功し、その患者は無事数日の入院だけで退院できる。病後の薬など一切不要らしい。但し、患者本人とその家族などに向けて“注意事項”がいくつも述べられた。手術を担当したラケィ・フラーナー医師によると、患者は“激しい腹痛”を抱えて病院へと来たが、レントゲンやCT検査の結果、胃の中に“異常”が見つかった。多数の金属片が埋まっている「胃」となっていたからだ。そして手術により63本ものスプーンが摘出された。ただ、これらのスプーンはいずれも柄の部分だけにした後で飲み込まれていた。患者に対して、なぜ飲み込んだのかを問うと、患者男性は「無理やり飲み込まされた」と答えたが、実際にはそうでもないらしい。フラーナー医師によると、これは「異食症」という“摂食障害の一種”で、本来は“食べてはいけないモノ”が無性に食べたくなって吸収し続ける“稀なる病気”であるという。実際に、これまでの実例から“金や硬貨を食べ続けた女性”や“毛髪を食べ続けた女性”等の症例があるらしい。確かに、抑えきれない食欲を感じた時、冷蔵庫を開けて、とりあえずなんでも“食べてしまう”習慣を持つ人はいる。ただ普通は食品類を口に運ぶ。けれども何かの機能が狂ったとき、食品以外のものに“手を伸ばす”人たちも居るらしい。或る種の“精神障害の一種”という研究もある。もし、その人が日頃から“摂食障害”であったなら理解できないことはない。つまり、食べたいが、明らかに食べ過ぎとなるので、食品ではないモノで食欲を満たそうとする。そうであれば“土”や“硬貨”を食べる……という方法も有り得ないことではない。そういえば、大昔だが、一度だけ呪術で“半紙に呪形を朱書きし飲む”というのがあって、試したことがあった。だが、これは本当に苦しい。しかも効果がなかった。あんな一枚の紙きれでも大変なのに、スプーンとか、よく呑み込めるものだ。食べのも以外なら「夢を喰う」というのが、安心・安全でおススメだ。これなら誰からも文句が出ないし、身体にも支障がない。ただ「夢」ばかり食らっていると、ろくなことに出遭わない。「夢」は食べても良いのだが、それに対しての「実行」が大切で、夢を食べるのが好きな人には、実行力の乏しすぎる人が多いから問題なのだ。
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