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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


どんな仏壇であれば「先祖たち」は嬉しいか⁉


当たり前の話だが「仏壇」というのは存在している住宅もあれば、存在していない住宅もある。どうして存在している住宅があるかといえば“先祖たち”を身近に感じている家族だからだ。もしも、先祖たちを「身近に感じない」なら暮らしていく上では“不必要なもの”ということになる。現代における日本の“住宅事情”を考えると、大型の仏壇はどんどん“不必要なもの”へ後退しそうな気配にある。現代は「ペットたち」の方が“家族”に昇格していて、今や「先祖たち」は“縁の薄い存在”として後退りしていく。わたしは或る事情から、久しぶりに我が家の「仏壇」を買い変えようとしている。もちろん「仏壇」というのは“先祖の部屋”だから、それなりの“大きさと立派さ”を先祖たちは望むに違いない。ただマンションで暮らす場合、通常“仏間”と呼ばれるものはない。だから、俗にいう“上置き型の仏壇”で大きいものが丁度いい。仏壇の“下の部分”はそれこそ暮しには“不必要なもの”で「先祖たち」の部屋にもなり得ない。ところが仏壇店に出向くと「これがあるから見栄えが良いんですよ」などと言われた。だが“先祖たちの部屋”なのだから、蝋燭や線香の詰まった真っ暗な個室は先祖たちだって“不要”と考えるに違いない。もう一つ「宗派による仏壇・仏具の違い」というのが私にはわからない。第一、先祖は“一つの宗教・宗派”と決まっているものだろうか。わたしは父親が生前の時に「禅宗」と言っていたような記憶があるのだが、その父親自身は晩年、兄の影響もあって新興宗教に染まった。それに母方の宗教はぜんぜん違った。要するに“先祖”と言ってもどれを取るかで宗派など異なる。それなのに、これこれの宗派はこれこれの仏壇などと決めつけるのはおかしい。要するに“広義の先祖たち”すべてが悦んでくれるような仏壇が好い。そう思うと、やはり「金仏壇」が華やかで良いのか、それとも落ち着いた黒檀や紫檀の仏壇が良いのか迷ってしまう。最近はマンション向けに「家具調仏壇」とか「モダン仏壇」とかが出てきたが、実際に見てみると、少しもモダンではないし、現代的デザインでもなく、むしろ“寂しい仏壇”という印象を持った。それにモダン仏壇は総じて小さすぎる。小さくて寂しい感じなのに価格は高い。あれでは先祖たちは悦ばないだろう。やっぱり「金仏壇」か「紫檀仏壇」のどちらかにしよう。広くて華やかで飾り物がたくさんついている部屋で毎日、供え物を受けて、楽しく過ごしてもらうのが良いに違いない。
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