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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


ハワイ→スペイン→カナダ→南米→アフリカ⁉


ハワイの山火事が世界に衝撃を与えているが、それに続けとばかりに「大西洋のハワイ」とも呼ばれるスペイン領テネリフェ島でも15日に山火事が発生。既に島民たちの多くに避難指示が出ている。さらにカナダのイエローナイフやケロウナでも山火事が発生、こちらもあっという間にその範囲が拡大している。近年、毎年のように山火事自体は起こっているのだが、今年のように短時間で広範囲を焼き尽くすことは少ない。今年の山火事の特徴は、山だけではなくて住宅地域まで一気に火の手が広がっていくことだ。なぜ、こんなに世界各地で申し合わせたように山火事が頻発するのか。一つには、それら各地の条件が似ているからだ。本来は比較的温暖な地域で、極端な高温や乾燥や強風に晒されないはずの地域なのだ。だからこそリゾート地や観光地として商業施設や住宅が建つ。ところが地球の気候変動が始まったことで、それらの地域も極端な高温や乾燥や強風といった“山火事の広がりやすい条件”が出来上がりつつある。単なる偶然とは言えない現象なのだ。そして“似たような地域”は他にもある。たとえばブラジルなどの南米各地、さらにアフリカ中央部に広がる元々乾燥しやすい地域がそれだ。したがって、この先にも南米とかアフリカとかで山火事が発生する可能性は高い。しかも、これらの地域の山林地帯というのは、住宅地からは比較的距離があるため仮に山火事となっても、よほど大規模な山火事とならない限り、そのまま放置しておく可能性も高い。それによってますます火の勢いが強まり、思わぬ地域まで延焼していく可能性も強いのだ。今回のカナダの山火事でも、最初は「住宅地域まではやって来ないだろう」と視られていた。ところがあっという間に火の手が広がって、手の付けられないほど広範囲な山火事となった。南米やアフリカの場合はまだ比較的人口が少ないから、人災としての被害は少ないが、もし東南アジアにもこれが及べば、元々“狭い地域に人口が密集している”だけに、恐怖の山火事となって人々を焼き尽くしてしまうことだろう。何らかの“緊急措置や対策”が待ったなしで必要となっている。
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