「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


ベンチャー企業「元アナウンサー」が広告塔⁉


最近、多く見かけるのが、TV局アナとして活躍していた人物が、その局を退社し“フリー”になるのではなく、ベンチャー企業の「顔になる」という“新しい選択”だ。元テレビ東京で今年の3月いっぱいで退局し、4月から「SCOグループ」というあまり聞いたことのない企業の“広報担当”となった福田典子氏(33歳)なども、そういう転職組の一人だ。昔は“転職組”と言えば、フリーアナ専門集団の企業に入るか、他局から声が掛かってフリーとは言いながらも実質“新たな局入りするタイプ”か、だいたいどちらかに決まっていた。ところが、ここにきて急速に多くなりつつあるのが、ベンチャー企業への転職組である。もっとも中にはベンチャーではなく“新たな分野”を開拓中の世界的な大企業という場合もある。いずれにしても、アナウンサーという職種としての入社ではなく、福田氏のようにベンチャー企業にとっては、ひとつの広告塔として、起業そのものの“仲間の一人”として向かって行く場合もある。確かに、新興の企業にとって、名を売るという意味でも、手慣れた広報マンとしても、重要な役割を担う存在となっていくのに違いない。特にテレビ東京などは経済番組などが多く、さまざまな企業や組織と何らかの形で関わって来ている場合も多い。したがって新しい集団にとっては、既に各種企業と接点を持つ“仲間”は貴重な存在なのだろう。元局アナの方にしても、安定感はないが、新規企業には“可能性”があり、自分もその一翼を担えるという高揚感もある。TV局というのは、毎年新人が入って来るから、長期にわたって表舞台で活躍できる人はそうそう居るものではない。或る程度の年齢になれば“育てる側”に廻らねばならない。TVでいくつかの番組を持っているアナウンサーというのは、或る意味ではタレントと同じような感覚で、多くの人気を得られれば大切にされるが、どんなにアナウンス力があっても人気がでないと、出番は少なくなる。そういう点、ベンチャー企業では、自分の広報としての役割いかんで、その企業の未来が左右される可能性もあり、報酬的にも上手くいけば局アナでは得られないベンチャー企業特有の大金と将来の役職が舞い込む可能性だってある。今後ますます野心あるアナウンサーは、可能性あるベンチャー企業と結びつくケースが増えていくのではないだろうか。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言