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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


十二支の「辰(龍)」は「実在」の爬虫類だった⁉


昔から疑問に思っていたことがある。それは十干十二支の「十二支」の方だ。よく干支に関する書籍などには十干十二支のことを「植物に由来する符号」などと書いてあるものもあるが、それは嘘だ。正確に言うと、前漢代以降になって“そういう風に”変容していったものだ。十干は元々“十種の太陽”に由来するものだし、同時に人体の「頭→甲」「咽喉→乙」「両肩→丙」「心臓→」(中略)「足→癸」という各部位を象徴したものでもある。また十二支の方は毎月(太陰月)を代表する“象徴的な出来事”に由来している。と同時に“十二の動物”に関連付けられたものでもある。この部分も、よく後世になって動物と関連付けられた如くに記してある書籍もあるが、そんなことはない。最新の研究では原初から“十二の動物”と関連付けられていた。それが、そのまま現代にも継承されているのだ。但し、そうすると“おかしなもの”が一つだけある。他はすべて“実在の動物”なのに「辰→竜=龍」だけが“架空の動物”となっている点だ。奇妙ではないか。わたしは以前から「龍」を架空の動物とすることに否定的だった。現代は存在しないが、太古には存在していた動物ではないのか。そう思っていたら、昨日、何か国もの学者たちが集まっての共同研究で、古代中国で生息していたとみられる全長5mの海洋性爬虫類「ディノケファロサウルス・オリコタリス」と命名された新種の爬虫類の“全身化石”が公開された。つい先日、2憶8000万年前の“爬虫類の化石”が「偽物だった」と明かされたばかりで、今度は大丈夫なのかと思うが、公開された爬虫類化石は“32の椎骨”を持ち、8の字形に化石化されている生々しいもので、どうやらこちらは本物らしい。そして、だれが指摘するでもなく“古代中国で言われてきた竜の姿”を想起させる。化石化したものから映像化した姿を観ると、首が極端に長く、一見「魚的な顔貌」にも見える。想像上の「竜」のような怖さは乏しく、角もなく、その剥き出しの鋭い歯だけが“竜的な顔貌”を伝えている。研究者によると、極端に首が長いのは“岩場の生物”を食するためであった可能性が強い。わたしは、どちらかと言うと、インドネシアなどに現在も生息する「イリエワニ」の方が頭部としては「竜」に近いような気がするが、いずれにしても、十二支上で昔から“架空の生物”とされてきた「辰→竜=龍」は、実際に古代に生息していた爬虫類であった可能性がさらに強まったような気がする。
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