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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


年金「日本」が「フランス」をリード⁉


最近「日本は遅れている」という記事を眼にすることが多い。なんでも“早ければ良い”というものでもないが、やはり「遅れている」よりは「先んじている」方が何となく気持ちが良い。そういう点で「日本」は「フランス」より先んじていた。年金改革法案の話だ。フランスでは現在、政府の新しい“年金制度改革案”に対して、激しい反対の波が起こっている。マクロン政権が打ち出したのは、これまで62歳からだった年金の支給を64歳からに引き上げるというものなのだが、これに対してパリ市民は黙っていない。公共関連の仕事をボイコットするストライキと128万人ともいわれるデモ行進とで闘いを挑んでいる。その結果、パリにはいま“山のようなゴミ”が街中にあふれ始めている。街中、とりわけ人目に付きやすい観光地や高級住宅街で未回収のままのゴミが6600トンも溜まっているというのだ。さらに鉄道や地下鉄もストップしたままのところが出てきた。これでは観光都市パリの名が廃る。わが日本はというと、ご存じのように、いつの間にか年金の支給年齢は60歳から65歳へと段階的に引き上げられた。現在は65歳だ。仮にフランスが、現在の法案を通しても、まだ「日本」には“劣っている”ということだ。う~ん、なんとなくご満悦。もっとも、この法案は日本で2002年に成立したのだが、その時われわれは“欧州の制度”をマネて取り入れたんじゃなかったっけ⁉ 私の記憶違いかもしれないが、確かそういう風な説明を誰かがしていて、欧州各国がそのように変えて来ているなら……ということで納得したような気がする。だから、やらなければならないことというのは、一気に進めた方が上手くいくこともあるのかもしれない。日本の“憲法改正”なども、そういう点から言うと一気に進めた方が、あとになって揉めなくて済むのかもしれない。特に“戦争関連”のこととかは“戦争関連で困っている”いまの方が、スムーズに通過していきそうな気がする。また“平和”に戻ってしまうと「第9条」の問題とか出て来そうで……。
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