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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


明菜の「十戒」は、今の中国女性を虜にする⁉


日本の80年代歌謡曲は、総じて海外での評判がいい。どこへ行った時だったか忘れたが、海外の路上でどこからか流れて来た「昴」の美しい旋律と歌声に感動したことがある。海外で聴くと、より“日本らしい情緒性”を感じさせてくれたものだ。そのせいか、80年代歌謡曲は未だに海外の人たちを魅了し続けていることがある。例えば中国だ。最近になって、もう一度「中森明菜」が脚光を浴びているというのだ。どうしてなのかと言えば、若い“美容系のインフルエンサー”が「十戒」の曲を歌っている時の“中森明菜の儚げな化粧法”を猛烈アピール。ほかにもアイドル歌手などが「十戒」をまね、急速に“現代の明菜ファン”が拡散中であるという。昔の中国では「山口百恵」が圧倒的に受けたのだが、もはや“過去の人”になっている。25年以上前だが、初めて香港に行ったとき、雑貨店で「毛沢東」などのCDと並んで「山口百恵」や「中森明菜」が売られていて驚いたことがある。奇妙なことには、中国では「中森明菜」だけが現代に蘇えったということかもしれない。もちろん「蘇えった」とはいっても、それはあくまで「十戒」の頃の明菜であって、現在の彼女ではない。しかも、それは彼女の“歌声”というよりも、その化粧法とか“お人形的なボディライン”にあるらしい。また、あの“儚げな雰囲気”は、どんなに頑張っても中国の若い女性たちには“作り出せない”らしいのだ。確かに、彼女の“はかなげ”な部分は、あの頃の彼女自身の“私生活”とも深く関係している。いまの中国で芸能界や美容界で“生き抜いていく”人々が、彼女をまねてもマネでしかないだろう。もっとも「はかなげ」も程度問題で、数年前の中森明菜氏の歌声はいま一つ迫力不足で、歌唱として成り立っていなかった。そういう意味では、迫力を持ちながらも“儚げ&憂い”を秘めて歌唱するというのは並大抵の技量ではないということが判るのだ。それにしても何十年も経って蘇える「十戒」は、文字通り「呪術的な掟」なのかもしれない。
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