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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


村上財団の「支援金100万円」少なすぎない⁉


今から20年ほど前に投資家としてマスコミの注目を浴びていた村上世彰氏。昨日、ニュースとして報道されたのは、その村上世彰氏ではなく“次女”村上玲氏の方だった。「村上財団パブリックリーダー塾」の理事長として、女性政治家の少ない「日本」に“危機感”を持ち、少しでも女性政治家を育成する形の“政治塾”を立ち上げたことを発表した。確かに日本には女性政治家が育たない。仮に育っても、マスコミや世間が“その足を引っ張り”続けている。例えばタレントの生稲晃子氏が参議院に立った時でも、まだ開票前の段階から“批判の嵐”だった。もちろん彼女の方にも、政治家になろうというには、多少、勉強不足気味な点はあった。けれども、そんなことを言ったら、現在タレントとして活躍している杉村太蔵氏だって似たようなものである。どんな分野であろうと最初から“その道の達人”は居ない。わたしだって、もう“占い師”を名乗って40年以上になるが、最初はひどいものだった。みんな最初から優秀ではない。やはり「日本」には女性が“政治世界”に躍り出ていくことを許さないような風潮がある。本当は「国家としての日本」が女性政治家を育成していくのが良いのだが、事実上、そういう予算はおいそれと組めそうにない。したがって「村上財団」のような“お金が余っているところ”が「政治塾」として女性政治家を支援していこうというのは大変喜ばしい。けれども、その個々の政治志望者に対しての支援金というのが、あまりに少なすぎる。ひとり100万円だというのだ。これで「資金的にも応援していきます」と言われても、正直、首をかしげざるを得ない。これでは選挙に立候補するとき必要な許託金にも足りない。政治家になるには金が掛かるのだ。せっかく「女性政治家を育てよう」という趣旨であるなら、少なくとも一人に対して500万円くらいは用意しなければ「村上財団」が泣く。何千億円の資金も、すぐに調達できる、と話していた村上世彰氏ではなかったか。「お金配りおじさん」と違って、女性政治家の育成といっても、実質的には100名も育てられれば良いところだろう。どう考えても、金額が少ない。もし、ほんとうに“みみっちぃ財団”なら、大げさな記者会見を開かなくても……。
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