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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「税務官」は向いていない「転売業者」に向く⁉


福島の税務署に勤務する20代の財務事務官の男が、育児休業中の期間を利用して自動車62台、携帯電話4台を転売し、2億円の“売り上げ”を上げていたとして公務員法違反で停職となったが即日辞職したという。この事件にはいつくか解からない部分がある。まず育児休業中だというが、2022年8月~2024年2月までの期間となっている。いまの育児休業期間って、そんなに長いのか。しかも男性なのだが……。そんなに長い期間なら、そりゃ“別な仕事”をしたくなっても仕方がないような⁉ というか、どうしてそんなに暇を持て余すくらい「育児休業」を取ったのだろう。税務署の方も夫の方なのに、どうしてそんなに長期間の休業期間を与えるのか。もしかして男女関係なく“同期間を与える”ように定められているのか。わたしも大昔、娘が産まれた時、多少、育児を手伝ったが、実質的には男はあまり役立たない。乳児の入浴や、ミルク作りや、おむつの取り換えや、買い物の手伝い……その程度がせいぜいではないだろうか。その程度であれば、半日くらいの時間で済む。丸々一日休業するほど育児に時間を取られるのは最初の2~3か月くらいまでのような気がする。だから、男性の方はあまり長期間の育児休業は意味がないように思うのだ。もし必要なら、最初の3か月以降は“半日勤務”にすれば良いと思う。そうすれば、今回のような暇を持て余した結果、中古車転売事業にのめり込むこともなかったような気がする。だいたい税務署という“不正を取り締まる側”に勤務していながら、中古車の購入・納車・転売を62台も繰り返していたのだから完全なる「中古車転売業者」と言える。それで2億円もの売り上げを上げていたのだから、商売の才能はあったのだ。税務官という職業には不向きだが、転売業者には間違いなく向いている。つまり“仕事の種類を間違えて就職した”としか思えない。本人も「購入や納車や転売が楽しくて、悪いことだと自覚していたがやめられなかった」と告白している。楽しいと思えるようなことを仕事に出来るなんて、こんな幸せなことはない。だから彼は即日、辞職したが、迷うことなく、今度は堂々と「中古車転売業者」となって成功してもらいたい。
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