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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


神は沈黙⁉「何が正義なのか」「誰が正義なのか」


歴史の教科書に出て来る「ハンムラビ法典」その中に「眼には眼を、歯には歯を」の一節がある。これは一般に誤解されやすい諺でもあるのだが、本来は「眼を潰されたなら、相手の眼を潰し、歯を抜かれたのなら、相手の歯を抜く……そういう“同程度の仕返し”に止めるべきだ」という“戒めの裁き”が本来の意味らしい。これは「旧約聖書」にも記されていて、つまりキリスト教の元となっているユダヤ教でも採用されていた“教えの規範”であったようだ。イランとイスラエルとの戦争は、膠着状態が続いているが、そこにアメリカが加担した。イランの核施設三カ所を空爆したのだ。どうしてアメリカが加担したのかというと、イランが「核攻撃を行うぞ‼」的なニュアンスのことを言い出したからだ。アメリカは北朝鮮の時にもそうだが、核攻撃を怖れている。だから、もしも、それを行使する可能性があるなら、その基地は破壊しておかなければならない……というのがアメリカの論理だ。もっとも、本来はイランとイスラエルとの戦争なのだから、そこに加担するのはおかしい……ということで、ましてや“核施設攻撃”は行き過ぎだとして、ロシア、中国が強く非難、フランス、サウジアラビア、エジプト、トルコ、オマーンなども“深い懸念”を表明している。日本は今のところ沈黙だが……どことどこが戦争になっても、輸入国である日本は何より経済に影響してくる。したがってアメリカ空爆後、最初に開かれる市場である日本の株式市場が“大きく反応する”可能性が強い。実のところ、イランは“イスラム教”の支配下にあり、イスラエルは“ユダヤ教”の支配下にあり、だから大昔から、この領域というのは火種が絶えない。宗教が根本にある戦いは“終わり”がないのだ。イスラム教の教えである「聖戦(ジハード)」は「神のために戦え」と教えている。アメリカ(キリスト教国)の“いうこと”など聴くはずがないのだ。本来、イエス・キリスト自身は「眼には眼を…」ではなく「右の頬をぶたれたなら、左の頬を差し出しなさい」と教えている。だが、キリスト教徒とはいうものの、イエスの教えを守っているカトリック教徒はほとんどいない。多くは旧約聖書の「眼には眼を…」の教えの方を“神の教え”として、行動しているのだ。
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